Report

マツダ ロードスター　クラッチ交換にてご入庫致しました！
今回購入してから4回目の車検になるため、クラッチの状態が気になるとご相談いただきました
今後永く乗るためのメンテナンスという事で、具体的な不具合は出ていませんが交換を行う事に！
早速作業に取り掛かります！

まずはリフトアップしてアンダーカバーを取り外して、ミッションを取り外す準備を行います
マツダのスポーツカー特有のPPF（パワープラントフレーム）が写真奥から手前に走っているのが見えます
また、センタートンネルを塞ぐようにパワーブレースも純正で装着されていますね！
見えない所にお金がかかってる・・・ピュアに走りの車ですね！！

室内のシフト周りやマフラー、プロペラシャフトなど取り外してサクッと降ろしていきます

ミッション本体を降ろすとクラッチカバーがエンジン側に見えてきます。
ミッション側には赤い矢印の部分にレリーズベアリングがくっついています
今回は、レリーズベアリングとクラッチカバー、ディスクの交換作業になります
ではカバーを止めているボルトを外して分解していきましょう！

カバーとディスクを外すとフライホイールがこんにちわできます

外したディスクを見比べましたがいい感じに削れていました
レリーズベアリングも使い込まれており、少しガタが出始めたところでした・・・！
ディスクの摩耗具合といい、レリーズベアリングのガタといい、具体的な症状が無い内の作業でしたが、結果的にはいいタイミングで交換できたと思います！

新品のクラッチはきれいですね！
ディスクのセンターだしはちょっとコツがいります
赤い矢印のレリーズベアリングの可動部もしっかりとグリスアップしてスムーズに動くようにしてあげます
エンジン側、ミッション側それぞれ準備できたので、いざ合体！

外したものを元に戻し、抜けてしまうミッションオイルを補充すれば作業完了！
テストドライブにて異音等なく、新品特有の軽～いクラッチになりました！
各部最終チェックを行いご返車致しました