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トヨタ　プリウスの始動時エンジン異音でご入庫されました　
オーナー様は弊社に定期的にコーティングでご入庫頂いているのでピカピカですね

プリウスの始動時異音ときたら、ほぼEGRバルブの汚れが原因です
プリウスのエンジン始動時、停車時だけでなくモーター走行からエンジン走行に切り替わる瞬間などに「ガタガタガタ」と大きな異音と振動が発生するトラブルは非常に多く、当社でも何度も修理した実績がございます

EGRバルブとは、排気ガス再循環システムに必要となるパーツです
主な役割は排気ガスを綺麗にすること、エンジン内部の燃焼温度を制御することで燃費の向上を狙うことです
プリウスに関しては3世代目から装備されています
排気ガスが綺麗になる一方で、排気ガスをエンジン内部に戻す構造ですのでどうしてもマイナス面もあり、EGRバルブの動作に不具合が発生することがあります
汚れの堆積によってバルブが開きっぱなしや通路が狭くなってしまうことで、アイドリングが不安定になったり今回のような『ガタガタ』と大きな音と振動がでたり警告灯が点灯する場合もあります

やはり、かなり汚れています
キレイに掃除をすればある程度はなおす事もできます
ただし「どのくらい」治って「いつまで」もつかはどうしても不安な部分もございます
今回は新品で交換して安心したいとの事で新品交換になりました
交換できない所はしっかり掃除をして組付けです

最後の仕上げはワコーズのRECSです　点滴の様に溶剤を吸入空気に垂らして、吸入通路と吸入バルブや燃焼室をキレイにします
異音も消え、エンジン内部もキレイなり好調を取り戻しました
テストドライブでチェックをし、お客様にご返車しました