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整備レポート

2023.11.25

BMW MINI クーパーS R53 冷却水漏れ修理 ウォーターポンプ交換

BMW MINIクーパーS R53 冷却水漏れ症状にてご入庫頂きました
お車は短期間でリザーブタンク(エキスパンションタンク)から冷却水がなくなってしまうとのこと
早速ピットにて診断を進めていきます

ピットにて診断していきます
冷却水回路に圧力を掛ける特殊なテスターを使って走行時の状況をシュミレーションしていきます
冷却水は自身の熱膨張を使って回路に圧力を掛ける事で沸点を向上する仕組みをもっていますので
当然圧力が高い状態の方が漏れる確率が高くなります

リフトアップして漏れ箇所を探すと無事発見!
A/Cホースに緑のクーラント(冷却水)が付いていますね!
ただし、A/Cホースには当然冷却水は回っていませんので漏れた冷却水が滴って付着していることになります
我々はかなりの第一世代MINIを触っていますのでこれだけで漏れ箇所が判断できますが、実際には
エンジンルームを上から下から見ても本当に漏れている箇所は目視できませんので慣れていないと診断に時間がかかるかもしれません

原因(がノウハウ的に判明)が分かりましたのでお見積りを作成、お客様にご確認頂きご了解を頂きましたので修理を進めていきます
今回の原因はウォーターポンプからの冷却水漏れですのでMINIでは鉄板のスタイル「前バラし」の状態にしていきます
この状態にしないと隙間がなく色々な作業ができませんが、この状態にさえしてしまえば非常に簡単に作業することができます

更に分解を進めてウォーターポンプが見えてくると実際に漏れている部分がちゃんと見えるようになってきます
緑にジュクジュクしてように見えるのが漏れた冷却水が乾いた跡ですね!

漏れているウォーターポンプを外して交換を進めていきます
肝心のウォーターポンプ他付属の細かいパーツ類もあるのでセットで交換していきます
この辺りはノウハウなので詳しく記載しませんが、「組んだ後に漏れてきた~・・・」を防ぐ為には付属のパーツをしっかりと交換していく必要があります

更にスーパーチャージャーを取り外してNA車=クーパーやONE用のエンジンで使う穴の蓋も交換していきます
パーツ自体が共通でどちらのエンジンでも使えるようになっていますので穴だけは最初から開いておりそれを塞ぐ蓋が取り付けられています
こちらもセット交換!
この辺りでも「また冷却水漏れが再発だぁ・・・」のリスクを低減していきます

劣化していた冷却水ホース類も同時に交換していきます
一通りの新品パーツを組み付ければOK!
新たに冷却水を充填し、漏れがないことを確認すれば作業完了です!
無事漏れも収まりましたのでご返車させて頂きました

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