
エンジン降ろす“今だけ”の絶好タイミングでまとめて直すべき5選!
クラッチ交換は、ミッションを下ろす大がかりな作業 小林モータースでは、エンジンごと丸ごと降ろすスタイルで作業を行うため、普段は手間がかかる場所も、今だけラクに修理できるチャンスになります 「どうせクラッチでそこそこのお金がかかるなら、今後のトラブルもまとめて予防したい…」
そんなあなたのために、「このタイミングでしかできない or やっとくと絶対お得」な5つのポイントを厳選紹介します!
※弊社は俗にいう新型ミニ=BMW製ミニ専門の修理工場となっております。ローバーミニ、クラシックミニに関しての修理はお受けできませんのでよろしくお願いします。 また正確には「ミニ」という車の「クーパー」というグレードですので「ミニクーパー」と呼ぶのは車種を指す場合には不適切ですが、文章上小さい・コンパクトを指すミニと車を指すミニの混同を防ぐ為、ここではミニ全般をミニクーパーと呼称します

エンジンを下ろす大掛かりな作業だからこそ、作業できる箇所がある
まとめて整備すれば工賃もお得!
各種オイル漏れ|ヘッドカバー・オイルパン・フィルターハウジングなど

MINIの定番トラブルといえば“オイル漏れ”
R56系では、ヘッドカバーパッキン/オイルパン/フィルターハウジングからのにじみ・垂れが定番ですが、これらは通常工賃がそこそこかかる箇所
エンジンを降ろした状態なら、手も工具もスッと入るからめちゃくちゃ作業性が良く、その分工賃も抑えられます


冷却水まわりの劣化部品|サーモスタット・バイパスパイプなど

サーモスタットハウジングや樹脂パイプも、経年での冷却水漏れが多いポイント
特に、
• サーモスタットハウジング
• バイパスパイプ
• ウォーターポンプ
こういった部位もエンジン搭載状態ではそれなりに手間がかかるところ
(と言ってもそれが普通ではあるのですが・・・)
でも、エンジンが降りていれば“まる見え”なので、予防整備として交換するなら今しかない!
リアクランクシール|このタイミングでしか交換できません!

クランクシャフトの後端(リア側)に付いているオイルシールは、ミッションを外さないと絶対にアクセスできません
つまり、クラッチ交換と同時でなければ“まずやらない”場所
しかも、このシールが劣化してオイル漏れすると、せっかく交換したクラッチがすぐに滑って再修理…なんて悲劇も
“クラッチ交換と同時作業が常識”ともいえる部位です
エンジンマウント類|エンジンが無ければ当然簡単に交換できる
「エンジンマウントって面倒じゃないの?」と思いがちですが、エンジンがすでに車体から降りているならアクセス良好&交換が超ラク
R56系ではマウントの劣化による振動・異音も多いため、ここも見逃せないチェックポイントです。
特にゴムがちぎれかけていたり、液漏れしていたら即交換がおすすめ。

インテークバルブのカーボン除去|直噴エンジンの宿命!
N14/N18エンジン(R56クーパーSなど)は直噴エンジン特有のカーボン蓄積が激しい構造
普通の状態だと「工具が入らない」「姿勢がキツい」「手が届かない」の三重苦なんですが、エンジンが降りている今なら、超作業しやすい環境が整っています
燃費改善やパワー復活の効果も大きいため、「まだまだ元気に乗りたい!」という方には特におすすめです


まとめ:“今しかできない整備”、先送りにすると後悔します!
クラッチ交換は高額ですが、エンジンが降りるからこそできる整備が山ほどあります
セットで作業すれば、通常工賃ではなくかかる時間で算出しますので数万円単位でお安くすることが可能です
どうせやるなら、「ついで」で済む今こそチャンス
快適で安心なミニライフを取り戻すために、“賢いまとめ整備”をぜひ検討してみてください!
過去の実績一覧

小林裕太(こばやし・ゆうた)
国家一級自動車整備士
小林モータース株式会社 工場長
欧州車を中心に扱う某輸入車専門店で工場長等を計8年半務める。
豊富な輸入車整備経験によりBenz、BMW、Audiからポルシェ、ベントレー、フェラーリまでヨーロッパ車全般を得意とする。
【店舗情報】
千葉県松戸市の修理工場なら 小林モータース
国産車・外車、メーカー問わず修理可能です
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