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整備レポート

2024.03.03

メルセデスベンツ W212 調音施工 オプションバルクヘッド施工

メルセデスベンツ W212 当社の専務のマイカーです
前回インナーフェンダー(タイヤ周り)への施工は行いましたが、今回はオプションのバルクヘッドへの施工です

インナーフェンダーだけでもかなり静かになりましたが、その分エンジンの音が気になるようになりました
そこでエンジンと車室の間のバルクヘッドにも調音シートを張っていこうというわけです

FOCAL的にも、バルクヘッドはオプション扱いですが、同時に施工するのがおすすめとのことです
ネットUPの順番でバラけてしまっていますが、専務の車両ですので敢えて時期をずらして施工することでそれぞれの効果を検証してみました

ということで貼っていくのですが、これがなかなか大変です
同じメルセデスでもAクラスなどでは貼り付けるスペースが有って比較的簡単なのですが、Eクラスの場合あまりスペースがありません

ワイパーカバーを外して貼っていくのですがワイパーカバー自体幅が狭いです
かなりエンジンルーム内部が作り込まれていてぎっちりです

ただ小林モータース、こういうところは得意です
常々通常の修理で分解している箇所ですのでサクッと分解して張り込んでいきます
見える範囲だけの施工ではあまり意味がないのではないかと思います
はずせるパーツは外して、裏側までびっちり貼っていきます

バッテリーがある部分も、エンジン側まで貼っています
調音施工のコンセプトとしては、あまりお金と負担をかけずにベストなパフォーマンスを出す、ということですが、正直バルクヘッドに関してはそれだけでは弱いような気がしてます

加えて言いたいところとしては、塞いでしまってはいけない穴などを整備目線で考えられるところも強みです
穴が塞がって排水できなくなってコンピューターが壊れたり、パッキンが当たっていなくて雨が入り込んだり・・・
実際そのような、他店様によるカスタムや修理の際のミスから起こる修理をお受けすることもあります

ワイパーカバーを戻すとほとんど見えなくなってしまいます

エンジンを掛けて、効果の程を確認してみましょう!
アイドリング時のガラガラゴロゴロするような感じの音はしっかりなくなって静かになっています!
しかしアクセルを吹かすと、一般的に言うエンジン音は失われずしっかりと聞こえます
余計なノイズの部分が小さくなりエンジンが動いている感じのする排気音がちゃんと聞こえる感じです
まさに調音施工の名前の通り、雑味のない聞き心地の良い音に「調音」してくれている感じです
ハイブリッド車のように音に迫力がなくてつまらない感じではなく、車にほしい音はしっかり残っています!

ロードノイズも嫌な音が消えるだけで、走っているぞ!という音はちゃんと残っているので、スポーティーな車にお乗りの方もおすすめだと思います

また雨の日ではタイヤが巻き上げる水の音も気にならなくなります
代わりに屋根に当たる雨音が気になるほどです

ただここで止めておくのが調音施工とのことです
インナーフェンダーとバルクヘッドから先は次々と気になる箇所が増えていき際限がなくなります
最終的にどこまでデッドニングをしても低周波の音は消えずに残ってしまうのだそうです
つまり、お金をかけて他の部分の音を消して、相対的に低周波だけ聞きやすくしてしまうというわけですね

絶対にそこが行き止まりになるので、調音施工はバルクヘッドまでで完了
あくまで、最小の施工でパフォーマンスを引き出すのがコンセプトです

専務のW212もこれで調音施工完了です!

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