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マツダ ロードスターの暖房が効かないとの、修理依頼でご入庫です
この時期オープンカーでなくても暖房が効かない状態での運転は厳しいですね
まして、オープンカーは冬の乗り物と思っているお客様は少なくないと思います
冬にルーフを開ける時は、暖房で外気とのカーテンを作ってその中に入ってるイメージです
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症状をよく確認すると、アイドリングを続けていると、水温は徐々にあがってきます
そこで走行すると一気に水温計の針が下がり、暖房がぬるくなります
そもそも車の暖房はエンジンの冷却水を室内に引き込み、そこに扇風機で風を当て温かい風を出しています
車が走ると走行風でラジエターが冷やされ、冷えた冷却水がヒーターの方にまわって暖房がぬるくなります
診断の結果としてはサーモスタットの不良で間違いないので、お客様に状況を説明し作業を進めていきます
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ロードスターのサーモスタットは、結構厄介な所にあります
吸入空気のダクトを外してさらに、その奥
覗き込む様にしないと目視出来ません
2本のホースを外して、サーモスタットが見えました
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3本の取り付けネジも手探りで外し、サーモスタットを交換してホースなど元に戻します
サーモスタットが不良のままですと、暖房が効かないだけではなく燃費も悪くなり、最悪はエンジンにもダメージを与えてしまいます
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冷却水も新品に交換し、組付け箇所の漏れが無いか確認すれば作業完了です!
無事走行しても暖房がぬるくならなくなりました!
最終チェックを経てお客様にご返車させて頂きました