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スバル レガシィの冷却水漏れでご入庫です
オーナー様はお車をご使用中、信号待ちの時にボンネットの先から白い煙がモクモク出てきてびっくりされたとの事!
すぐ近くにあったディーラー様で点検してもらった所、ラジエーターから水漏れしていると言われたそうです
水温に注意して走行すれば自宅には戻れるとの事で、わざわざ弊社まで自走でご入庫しました
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早速診断を進めていきます
エンジンルームから独特の甘い匂いが立ち込めています
間違いなく冷却水が漏れています!
ディーラー様でラジエーターと言われていますが一見すると見当たりませんでしたが、よく見ると亀裂がありました
ショッピングモールなどの駐車場に車を止めて歩いていると、たまに全く知らない人の車の前でこの冷却水漏れによる甘い匂いがして、「あっ」と立ち止まってしまうことが・・・
職業病です笑
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アップで見るとしっかり亀裂が入っています
走行中、冷却水は100度近くの高温なので、このような亀裂が入っていると噴き出す様に漏れてきます
その結果、高温の水蒸気で白煙がモコモコします
ラジエーターの亀裂が入っている部分は、プラスチックで出来ています
プラスチックは経年劣化でもろくなり亀裂が入ります
これは防ぎようがありませんので、ある程度は消耗品と考えて交換するしかないですね・・・!
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部品が入荷したので、作業開始です
レガシィのラジエーター交換は、手慣れたものです
エンジン前側の電動ファンなどを取り外してラジエーター本体を取り外していきます
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今回はお客様と相談の結果、新品のOEMのラジエーターにて修理します
OEM品は見た目も性能も変わりませんが、メーカーの純正でない分費用が抑えられます
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今回はそのラジエターの浮いたお金でウィンドウォッシャーのホースの交換を追加でご用命頂きました
ウィンドウォッシャーのホースの交換の作業も、レガシィではメジャーな修理です。
皆様、大事にお乗りになっていますが、ゴムホースも経年劣化で亀裂が入ります
作業完了後、水温も安定しあの甘い匂いも無くなったので無事お客様にご返車いたしました