レクサス GS350 エンジン異音修理 ファンベルト ウォーターポンプ交換
LEXUS GS350 エンジン異音にてご入庫です
症状としてはエンジン回転に連動し、ヒュイーンヒュイーンとファンが回る様な
異音が出ています
それでは早速ピットにて点検を進めます
レクサスですので点検にしろ修理にしろまずはエンジンカバーの取り外しから!
写真の様に全面にカバーが掛かっていますので、このままでは何も見えません
カバーを外し、エンジンが見える様になってから点検を進めます
点検の結果、異音の原因はファンベルトの張りを出すテンショナーから
によるものでした
テンショナー内部のベアリングが劣化し、異音が発生していました
お見積りをお客様に確認して頂き、ご相談の結果テンショナーの他、
お客様からのご希望で今後の予防の為にアイドラプーリー、
ウォーターポンプも同時に交換する事になりました
早速交換作業を進めます
それぞれ写真赤丸部がウォーターポンプ、青丸部がテンショナーと
アイドラプーリーになります
どれもファンベルトで回されるもので、異音の原因になりやすい
ポイントです
まずはウォーターポンプから取り外します
続いてテンショナー類ですが、これが少し大変な作業になります!
一般的にはテンショナーのみ簡単に外せるのですが、このエンジンでは
写真矢印部エアコンコンプレッサーとオルタネーターを先に外さなけれ
ばなりません
全て外れた所で新たなパーツ類に交換をしていきます
まずはウォーターポンプから
今回「予防の為に」とのご要望で交換でしたが、実際に外してみると
僅かに冷却水漏れがありました
写真矢印部、漏れた冷却水が乾き、赤色の跡になっているのが分かると
思います
結果的に交換するタイミングとしてはベストでした!
続いて異音の原因だったファンベルトテンショナーの交換です
テンショナー異音は輸入車では以前から多いトラブルでしたが、
サーペンタイン式(一本掛けベルト)が国産車でも一般化してきた為、
国産車でも多いトラブルになってきた印象です
新たなパーツを取り付け、新品のファンベルトで仕上げていきます
最後に抜けてしまっている冷却水等を充填して作業完了です
無事に異音が消えた事を確認してからご返車させて頂きました
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