
「エアコンが全然冷えなくなった」「エアコン作動時に異音が出るようになった」「アイドリングでガタガタする/エンジン回転が不安定になる」 このようなトラブル、年式が10年以上経過したスバル車(レガシィ・インプレッサ・フォレスターなど)で特に増えているエアコン系の定番故障です
原因は、エアコンガスを圧縮・循環させる中核部品“コンプレッサー”の内部損傷・ロック・焼き付きなどが多く、単なるガス不足と見分けがつきにくいため要注意です!


エアコンの不調の際には要チェックのポイント!
リビルトパーツで部品代を抑えられる
エアコンコンプレッサーとは?
エアコンコンプレッサーは、エアコンガス(冷媒)を圧縮・循環させて冷気を作る心臓部です
エンジンの動力でベルトを介して回転し、内部のピストンやバルブを動かす構造になっています
経年劣化・高温状態の連続・オイル不足・内部摩耗などによって、異音・回転不良・ロック・クラッチ不良など様々な症状が現れます

故障するとどうなる?

• エアコンの風がぬるい(風は出るが冷えない)
• 作動時に「カラカラ」「ゴロゴロ」といった異音が出る
• アイドリングが不安定になり、エンストしそうになる
• エアコンON時にエンジンルームからベルト鳴きや振動
• コンプレッサーが完全にロック → ベルトが切れる・焼ける可能性も
• 故障によってはエアコンスイッチが自動的にOFFになる(保護作動)
「ガスが無いんじゃないか?」と思って補充しても改善しない場合は、ほぼコンプレッサー本体不良です
点検 & 部品交換
【点検】
• エアコンON時にコンプレッサーが回っているか/マグネットクラッチが作動しているかを確認
• コンプレッサーからの異音・振動有無を確認
• ガス圧チェック
• リレー・スイッチ・クラッチ電源系統の診断も並行して行います
【交換推奨部品】
• コンプレッサーAssy(純正・リビルト選択可)
• レシーバー/リキッドタンク(同時交換が原則)
• コンプレッサーオイル
• Oリング類
• 必要に応じて:エキスパンションバルブ・コンデンサ・高低圧ホース
作業手順
・補機ベルト脱着
・ガス回収(専用回収機使用)→コンプレッサー本体脱着
・レシーバー/オイル/必要部品交換
・真空引き → 規定量のガス・オイルを充填
・作動確認 → 冷え・異音・ガス圧チェック・アイドリング安定性を確認
スバル車の一部ではコンプレッサー内部の破片(スラッジ)が配管・コンデンサまで回ってしまうことがあり、その場合はコンプレッサー+レシーバー+コンデンサ+配管洗浄(または交換)が必要になります
修理費用の目安
• コンプレッサー(リビルト):約2〜4万円程度(車種により異なる)
• 工賃込み:約5万〜8万円前後(レシーバー交換込み)
• ガス・オイル・Oリングなど一式込み
※ 純正新品は高額な場合が多く、リビルト(再生)品がコスパ◎でおすすめです!

放置すると…
• 冷房が効かないまま猛暑シーズンに突入…車内環境が過酷に
• コンプレッサー完全ロック → 補機ベルト焼損 → 他補器(オルタネーター・ウォーターポンプ)にも影響
• 内部金属片が配管全体に回ると、修理規模・費用が大幅に増加
“ガスだけ入れとけば大丈夫”という誤解で悪化させてしまうケースが非常に多いのでご注意を!
その他コラム
小林モータース流ポイント!
• リビルト品/新品/社外品の中からご予算・用途に応じた選定OK!
• コンプレッサー交換時は必ずレシーバー&オイルもセットで交換対応!
• 作業後はガス圧・冷房効き・アイドリング変化まで全てチェック済で納車
• エアコンシーズン前(4~6月)の早めの診断・修理がベストです!























