
「ブレーキを踏むとキーキー音が鳴る」「パッドが減っていると車検で言われた」「最近制動距離が伸びた気がする」 こうした症状でご相談いただくケースが多く、ブレーキパッドはスバル車に限らず消耗部品の中でも最も重要な安全部品のひとつです
定期点検での残量チェックはもちろん、走行スタイルや車重・車種によっても減り方は様々なので、早め早めの交換が安心・安全につながります


走行スタイルや車種によって減り方は様々なので、早めに交換を
最も大切な安全装備なので、定期的にチェックを!
ブレーキパッドとは?
ブレーキパッドは、キャリパー内に装着された摩擦材で、ディスクローターに押し付けて制動力を生み出すパーツです
スバル車ではその走行性能をしっかりと受け止める為に前後ともディスクブレーキが採用されている車が多いです
その場合は一般的な国産車が前だけなのに対して、後側のブレーキパッドもメンテナンス対象になってきます

摩耗するとどうなる?

• ブレーキ踏むとキーキー・ゴーッという音が鳴る(センサー接触)
• 制動距離が伸びる / 踏力に対する効きが鈍くなる
• 踏み始めに“カックン”ブレーキになる(摩擦材の偏摩耗)
• パッド残量が2〜3mm以下 → 要交換
特に走りに特化したスバル車はパッドは減りが早い傾向があり、純正でも使用条件によっては2〜4万kmで交換時期が来ることもあります
点検 & 部品交換
【点検】
• リフトアップにてブレーキパッドの残量を確認
• パッドの偏摩耗・片減り・亀裂・欠けなどを目視チェック
• ローターの摩耗・段付き・ジャダー痕も同時点検!
【交換推奨部品】
• ブレーキパッド(前後セット or 前側だけ後ろ側だけ)
• 必要に応じてディスクローター交換 / シム交換
• パッド交換時にはキャリパースライドピンの清掃・グリスアップも必須

作業手順
・車両リフトアップ → ホイール脱着
・ブレーキキャリパー取り外し → パッド取り外し&摩耗状態を再度確認
・キャリパースライドピン清掃 → 専用グリスで再潤滑
・新品パッド取り付け → キャリパー組付け・パッド当たり確認
・ブレーキフルード点検 → 必要に応じて補充
・最終試運転にてブレーキの効き具合 / 異音の有無を確認

スバル車は一部リアキャリパーが電動パーキングブレーキ(EPB)搭載車種あり
→ 専用診断機による解除&再設定が必要です
DIYではかなり難しい作業になります!
修理費用の目安
• ブレーキパッド部品代(前後):約8,000〜20,000円程度(純正 or 社外)
• 工賃込み:前後交換で約3.5万〜4.5万円程度(車種・パッドグレードにより変動)
• 同時にローター交換時は+3〜4万円前後追加
※ スポーツパッド / 低ダストタイプ / 耐久性重視など、お客様の使用条件に応じて最適な銘柄をご提案いたします
放置すると…
• パッドが完全に無くなる → ローター金属接触 → 異音&ローター削れ → 修理費大幅増
• 制動力低下 → 急ブレーキ時の事故リスク大
• ブレーキ警告灯点灯 → 車検不合格/整備命令発令
「効きが弱いかな?」と思ったらまずは点検だけでもOKです!

その他コラム
小林モータース流ポイント!
• ご希望に応じて純正・社外・低ダスト・スポーツパッドの選定OK!
• パッド交換時はスライドピン・キャリパーグリスアップ・ブレーキフルード点検まで一括施工!
• ローターの段付きがひどい場合は同時交換
• 試運転・初期慣らし確認まで行い、安全性を確保
























