スズキ パレットのエアコンが効かないとのご用命でご入庫されました
点検を進めていると、車内ではエアコンガスの臭いがするので、エバポレーター交換
コンプレッサーは、ガラガラ音がしているのでコンプレッサーも交換
コンプレッサーの壊れた破片などがフィルターにあるはずなので、フィルター付きコンデンサーの交換
となります お客様にお見積りをご連絡して、作業を開始します
エアコンシステムのフルコースです・・・!
フロントバンパーを外すとコンプレッサーとコンデンサーが丸見えになるので、この2点はさっさと終わりにさせましょう
コンプレッサーの交換です 今回はリビルトパーツでの交換になります
リビルトパーツとは中古のボディを使い、中身などを新品部品で組みなおした再生部品です
保証も付いているのでお勧めしています
こちらがコンデンサーです
ラジエターの前に付いています
コンデンサーは、リビルトパーツの設定がありませんが、OEMパーツで対応しています
車内のエバポレーター交換に作業を進めます
ここからが多少大仕事・・・!
ナビやメーターなどを外してダッシュボードを外します
運転席と助手席の間の足元にある黒い箱がエアコンユニットでその中にエバポレーターが入っています
この作業は、運転席と助手席に分かれて2人で作業します
それでも2~3時間掛かってしまいます
エアコンユニットを車外に出して、さらに分解していきます
エバポレーターを外すとエアコンガス漏れの跡があります
黄色いのがガス漏れした跡です
ガス漏れを起こしているエバポレーターを交換します
今回のパレットに限らず多くの車で同じような作業工程でないとエバポレーターは交換できません・・・!
こればかりはどうにかならないものか・・・
エアコンユニットの中はこんな感じになっています
同じ様なアルミ色の板が2枚あります
手前側がヒーターコアで、こちらにはラジエター冷却水が流れます
その上がエバポレーターでこちらにはエアコンガスが流れます
ブロアーファンモーター(扇風機)でヒーターコアに風を当て足元から出せばヒーターになり、エバポレーターに風を当てて顔から出せばエアコンになります
どちらに多く風を当てるかで、吹き出す温度が変えられます
これがエアコンユニットの簡単な仕組みです
車内を元に戻し、エアコンガスを補充して、エアコンがしっかりと効く事を確認できたので、お客様にご返車しました
【店舗情報】
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