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整備レポート

2017.09.17

マツダスクラム修理

マツダ スクラム クラッチ異音・切れない修理 クラッチ交換

DSCF1166

マツダ スクラム クラッチからの異音、またクラッチペダルを踏んでも

クラッチが切りきれないとの事でご入庫です

このお車はクラッチの切れがかなり悪い状態でしたが、なんとか自走

可能でした

しかしクラッチ関係のトラブルは最終的には走行不可能な状態になって

しまいますので「異音がする」「違和感がある」の内に修理してしまう方

がお勧めです!

 

それでは早速クラッチの点検を進めていきます

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クラッチ系の診断を進めていきますが、クラッチの診断は意外と大変です

というより実際クラッチはエンジンとミッションの間に入ってしまっている

ものなので外から確認するのは殆ど不可能になります

ですので外側から確認する事のできる油圧の作動部等が問題なければ

ミッションを降ろしての点検になります

勿論、事前にお見積りをご確認頂いてからの作業になりますが

ミッション脱着の工賃を考えると実際はクラッチ交換作業と点検が

同時というイメージになります

 

と言う事で早速ミッションを降ろしていきます

軽貨物車なので比較的簡単にミッションを降ろす事が出来ます

DSCF1171

ミッションを降ろしてクラッチ本体を点検すると原因判明です

「クラッチを切る」という動作に必要なレリーズベアリングと呼ばれる

パーツが破損し、クラッチカバーに突き刺さっていました

写真赤丸部の円状の部分が不良個所!

綺麗に壊れているので元々の形の様ですが、本来この筒の様な物はありません

DSCF1173

DSCF1172

ミッション側のレリーズベアリング本体です

こちらも綺麗に壊れているので写真では解りずらいですが、

先ほどの写真の円柱の様なパーツは、本来こちら側のベアリングに一体に

なっているものです

DSCF1175

通常クラッチ交換というと、ディスク、カバー、レリーズベアリング

の3点を交換するのが基本です

今回破損していたレリーズベアリングもこの3点セットの内の1つですから、

セオリー通り3点セットで交換を行います

理論的にはベアリングだけの単品交換だけでも復帰は出来ますが、

クラッチカバーにも不良な当たりをした為にキズが入っていましたし、

クラッチの再交換工賃を考えると3点セットでの交換をお勧め

させて頂きました

 

クラッチを交換後、降ろしたミッションを戻せば作業完了

無事に異音も無くなり、クラッチの切れも回復しました

修理の詳しい情報はコチラをご覧ください

 

 

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