
「走行中に段差の衝撃がドンとくるようになった」「カーブでふらつく・安定感がない」「タイヤの減りが偏っている」 こうしたご相談、10万km近く走行したスバル車(インプレッサ・レガシィ・レヴォーグ・フォレスター等)で特に増えている定番トラブルです
原因は、足回り部品の要であるショックアブソーバーの内部オイルやシールの劣化・抜けによるもの
気づかないうちに走行性能・安全性が低下していることもあるため、早期発見・交換が重要です


乗り心地と走行安定性に直結する大切な部分!
リフレッシュすると新車のようなフィーリングに!
ショックアブソーバーとは?
ショックアブソーバー(ダンパー)は、サスペンションの動きを制御する油圧式の装置で、路面からの突き上げやバウンドを抑え、タイヤを常に路面に接地させる役割を持っています
スバル車では、前後ともストラット形式やマルチリンク式が搭載されており、走りのSUBARUを支える
重要なパーツです

劣化するとどうなる?

• 路面の段差を越えると「ドン」「バン」と衝撃が直に伝わる
• カーブでのロールが大きくなり、フラつき感が出る
• 連続した段差で“バタバタ”と収まりが悪くなる
• タイヤに偏摩耗(特に外側の肩減り)や、サス異音が発生することも
これらは“ショックの抜け”と呼ばれる状態で、内部オイルが漏れて減衰力が失われている証拠です
点検 & 部品交換
【点検】
・実際にテストドライブを行い状況をチェック
• 車両リフトアップ → ショック本体にオイル漏れ・滲みがないか確認
• 手押しで車体を揺らして収まり具合チェック(反発の収束が遅ければNG)
• タイヤ摩耗状態・アッパーマウントのガタ・バンプラバーの崩れも同時点検
【交換推奨部品】
• ショックアブソーバー前後(左右セット)
• アッパーマウント
• スプリングシート・ダストブーツ
• バンプストッパー(硬化している場合)

作業手順
・車両リフトアップ
・ホイール取り外し → サスペンションユニット脱着
・スプリングコンプレッサーでスプリングを縮めてショック分解
・新品ショック / ブーツ / マウント等を組み付け
・車両に再取付け → 最終的に4輪アライメント調整を実施
スプリング圧縮は非常に高圧力がかかっており危険なため、専用SSTと経験ある整備士による安全な作業が必須です
修理費用の目安
• ショックアブソーバー4本(純正または社外):約8万~30万円程度
• 工賃込み:前後交換で17〜45万円前後(部品グレード・車種により変動)
• アライメント調整費用:別途 25.000円前後
※ TEIN製やKYB製社外高性能ショックなども対応可能です(乗り心地向上・安定性重視の方におすすめ)

放置すると…
• 走行中の安定性が大幅に低下 → 制動距離が伸びる / 挙動が乱れる
• サスペンションやタイヤの寿命を大きく縮める
• 最悪の場合、アッパーマウント崩壊 → 足回りから異音・走行不可に
安全・快適な走行のためにも、ショックは「効いているうちに交換」が理想です!

その他コラム
小林モータース流ポイント!
• ご希望に応じて純正 / 社外KYB / 車高調など豊富にご提案OK!
• 同時にアッパーマウント・バンプストッパー等のゴム部品もセット交換推奨!
• 作業後には4輪アライメント調整→走行安定性までキッチリ仕上げ
• 「乗り味がガラッと変わった!」「新車みたい!」というお声も多数いただいております!






















