BMW MINI F54 テールランプ交換のご希望でご入庫です
お問い合わせも多い、前期型からLCI1以降のユニオンジャックがモチーフの後期仕様への交換です
こちらが交換前の、前期型のテールランプです
そしてこちらが交換する後期型のテールランプです
F54クラブマン用は横に長いため少し分かりづらいですが、イギリス国旗ユニオンジャックが元になったかっこいいデザインで、このデザインに憧れている方も多いと思います
そんなF系オーナーの声を知ってか知らずか、交換のニーズを狙っているように純正で前期から後期への交換キット(レトロフィットキット)が販売されています
社外品でも似たようなデザインのランプはありますがメッキっぽくなりすぎたり、交換したときの収まりが悪かったり、やはり出来は純正がいちばんです
ただ純正品でキットと銘打っていてもそう簡単にポンポンと取り付けられるわけではありません
まずはテールランプ本体を、古い方を車体から外して新しいものに交換します
サイズや取り付け位置が変化したわけではないのでここは比較的単純に作業できます
内張りを外し、ランプを固定している4つのボルトを外すと取り外せます
次に配線を作り車内に引く作業です
F54のみ、配線を増設しなければいけません
リアドアが観音開きとなっているためドアのヒンジの中を配線が通ります
これに接続するためカプラーになっているので配線をやり直すのは簡単にはいきません
キットとは言ってもただの線材のような状態のままなのでほぼ1から接続できるように作る感じです
ドアを通し助手席足元のコンピューターのところまで配線します
最後に仕上げにテスターを用いてコーディング作業です
後期のテールランプがついているということをコンピューターに認識させることで、本当の後期型と全く同じ点灯パターンにできます
スモール、ブレーキ、ウィンカー、リアフォグ、またドアを開けた際のバンパー部の補助灯まで全て後期と同様の点灯パターンが可能です
カスタムコーディングで後期テールの整合性を取っているわけではなく、後期仕様だということを車両側に認識させています
こうすることで、ディーラーでプログラムアップデートなどの作業をしてもでも問題なく対応できます
カスタムコーディングではアップデートされると上書きされてコードが消えてしまい、正常に光らなくなってしまうので注意が必要です
すべての点灯パターンで問題なく動作し、その他にも不具合がないことを確認してご返車いたしました。
【店舗情報】
千葉県松戸市の修理工場なら 小林モータース
国産車・外車、メーカー問わず修理可能です
中古パーツ・リビルトパーツ・社外パーツを使った修理もお任せ下さい
お客様からのご連絡をお待ちしています
小林モータース株式会社
047-387-0398
千葉県松戸市五香2-3-2
9:00~19:00 水曜定休