BMW MINIクーパー R56 冷却水漏れにてご入庫頂きました！
オーナー様の感じている不具合としてはエンジン停止後にファンがファーーンと回る不具合です
そして数分回るとファンはパタッと止まる症状です
当店のYouTubeの動画にもありますが、そう聞くと第一世代R50、R53系の電動ファン不良が有名です
ただ、第二世代のR56系はR50系の電動ファン不具合はまずありません！
R56系でファンが回る不具合であればサーモスタットのトラブルか冷却水漏れで単純にオーバーヒート気味、というのが一般的です
早速ピットにて診断していきます
サーモスタット周辺を見ていくと、案の定サーモスタットから冷却水漏れを起こしています
写真上はまた液体として漏れて残っている冷却水！
奥の方にある黒青っぽいものが漏れた冷却水が溜まったものです
写真下の部分は漏れて乾いた部分なので青自く乾燥した結晶が残っています
お客様の原因とお見積りをご確認頂き修理を進めていきます
もう本当何十台もR56系はサーモスタット交換をしていますので手慣れたもんです！！笑
今回は冷却水漏れの原因だったサーモスタットと冷却水のエキスパンションタンクを交換していきます
エキスパンションタンクは国産車でいうところのリザーブタンク＝冷却水を貯めておくタンクになります
違いはタンク自体に圧力がかかるか、かからないか、になります
エキスパンションタンクは後者が該当します
現車のモノは写真の様に黄色く変色しています
輸入車全般に言えますが、こんな感じに劣化してくるといずれタイミングで「パキッ」っとクラック（割れ）が入り冷却水が漏れてきます
上記の様にタンク内部にも圧力がかかっていますので僅かなヒビでも勢いよく漏れてきてしまいます
新たなサーモスタットとタンクを組み付ければ修理完了！
無事漏れを止まりましたし、ファンの動作も通常に戻りました！
整備士的にはエンジンルームのタンクが綺麗な白だとそれだけで何となくうれしくなります笑
ぜひチェック・チャンネル登録お願いします！
【店舗情報】
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