
「そろそろ買い替えようかな…でもこのMINI、まだまだ愛着あるし」 整備現場で日々MINIに向き合っていると、こうした声をよく聞きます MINIのような趣味性の高いクルマは、「走ればOK」という価値観では測れない部分も多いもの 今回は、“手放す”か“乗り続ける”かを判断するための視点を、プロの目線からお伝えします

※弊社は俗にいう新型ミニ=BMW製ミニ専門の修理工場となっております。ローバーミニ、クラシックミニに関しての修理はお受けできませんのでよろしくお願いします。 また正確には「ミニ」という車の「クーパー」というグレードですので「ミニクーパー」と呼ぶのは車種を指す場合には不適切ですが、文章上小さい・コンパクトを指すミニと車を指すミニの混同を防ぐ為、ここではミニ全般をミニクーパーと呼称します
※本記事の内容は、本記事は、小林モータースの整備現場での経験と、実際の販売実績に基づいて作成しています。

パーツの供給などの面で、他の車よりもミニは「直せる車」
正解はないが “後悔しない判断軸”を持つことが大切
延命派:まだ乗れる理由、いくつもあります
まず知っておいてほしいのは、MINIは「直せる車」です
R56系はもちろん、初代R50系ですら、機関系のパーツ供給は今も充実しており、整備さえしっかり行えば「まだ10年乗れる」ポテンシャルを持っています
• 消耗品は豊富なOEM品(社外品)で対応可能
• 電装系も中古や修理ルートが現存
• 整備履歴のある車体は、今でも高値で取引される傾向
「高いけど、きちんと直せば使える」
これが現代のMINIの強さです

乗り換え派:じゃあどんな時に手放すのがベスト?
一方で、「修理するより乗り換えた方がコスパがいい」となる場面もあります
• 車体自体が傷んでいて、全体的な整備費が高額
• エンジンやミッションなど高額部位の“次の一撃”が近い
• 税金・燃費・使い勝手を総合的に見て、ライフスタイルに合わなくなった
このあたりが重なると、「延命」よりも「乗り換え」の選択が現実的になります
→【参考】ミニの修理代って高いって?だって中身BMWだもん。って話

判断基準は「金額」ではなく「感情と覚悟」
ここで大切なのが、「お金」だけで判断しないということです
修理費と新車の価格差を比べるのは当然として、それ以上に重要なのは、
「またこの車と向き合う覚悟があるか?」
「またこの車に乗ったとき、心が動くか?」
MINIは「好きじゃないと維持できない車」でもあります
でも、「好き」さえあれば、ちゃんと整備すれば走り続けられる車でもあります
まとめ|どっちを選んでも後悔しないために
延命も、乗り換えも、正解はありません
ただ、どちらにせよ “後悔しない判断軸”を持つことが何より大切です
私たちがよくお伝えするのは、「時間とお金、どっちが嫌?」というシンプルな問いです
延命はお金がかかるけど、車は手元に残る
乗り換えは出費を抑えられるかもしれないけど、別れの寂しさがある
どちらが“自分にとっての損”なのか、そこに気づけたら、自然と答えは見えてきます

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