VW ゴルフトゥーラン DSG変速不良修理 メカトロリビルト交換
VW ゴルフトゥーラン DSG不良にてご入庫です
症状としてはメーター上にミッションの警告灯が点灯しており、
走行中に突然のギア抜けも発生するとの事・・・
DSGにも種類があり、今回は乾式7速のタイプですね!
早速ピットにて診断から進めていきます
テスター診断の結果、原因はDSGのメカトロと呼ばれるパーツの不良でした
VW、Audi(の場合はSトロニックという名称です)のDSGとは少し変わった
ミッションで基本的にはマニュアルミッションで、本来であれば人間が
操作するクラッチやシフトの動きを機械的に自動で行うミッションです
それぞれメーカーでシングルクラッチ、デュアルクラッチの差や呼び方が違いますが、
フェラーリならF1マチック、ポルシェならPDK、マセラティならカンビオコルサ等・・・
全部基本的は同じマニュアルベースのオートマチックになります
さて、原因のメカトロですが、上記の様に基本的にマニュアルミッションですのでこの
メカトロ部分が「ギアを動かす」「クラッチを切る」と言った動作を一手に
受け持っています
写真では丁度赤丸部がメカトロになります
基本的にはメカトロAssy(丸ごと)のパーツ供給なのですが、
今回はお安くする為リビルトのメカトロを使用して修理していきます
お客様にお見積り確認頂き、ご了解を頂きましたので修理を進めていきます
まずはミッションからメカトロ部分のみを脱着していきます
基本的には車上で分解可能ですのでホース類などを取り外し、
メカトロを外す準備をしていきます
メカトロユニットを取り外し、リビルトのメカトロに交換を行います
ただ一部前のパーツを利用するので古い方を分解し、新たなメカトロに
組み込んでいきます
メカトロを外すとミッションの内部構造を見る事ができます
内部は完全にマニュアルミッションそのもの!
ミッション側も綺麗に洗浄してから組み付けていきます
新たなメカトロを組み付け、分解していたパーツ類を戻します
油脂類等を充填すれば作業自体は完了!
メカトロ交換後はテスターにてギアキャリブレーション(基本調整)が
必須の作業になります
テスターを繋ぎながら、あれこれ実走行を行い学習を行っていきます
学習後は無事エラーも消え、バチッと走行できるようになりましたので
ご返車させて頂きました
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