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整備レポート

2018.04.03

BMWミニクラブマン修理

BMW MINIクラブマン R55 電装系異常修理 オルタネーター交換

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BMW MINIクラブマン R55 各部電装異常にてご入庫です

早速ピットにて診断を進めていきます

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症状としては非常に多く、ライト付きっぱなし(ライトスイッチに関係なく)

ウィンカーでない、メーター等室内系のイルミネーションが点かない、

ルームランプが点かない等々・・・

 

主に車内の便利機能系が全滅な雰囲気です

それらを踏まえて次はテスター診断を行います

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車両のコンピューターには多数のエラーが入力されていました

数十個入っているエラーを一つ一つ確認しながら原因を考察していきます

 

今回診断の結果、各電装の直接の不具合は室内側の便利機能を担当している

コンピューターの不具合でした

しかし他のエラーコードもあわせて考えていくと、どうやらコンピューターが

おかしくなったそもそもの原因がある様です

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さらに根本の原因を探っていきます

こういう時はメーカー純正診断機を使用していきます!

汎用機と違い、エラーからリンクし、様々な補足情報やテスター上で機能テスト

等も行う事ができます

 

その後も診断を続けていくと、直接の原因はオルタネーター(発電機)

の不具合でした

写真はテスター上で行うオルタネーターの機能テストです

テスターから直接指示をだし、オルタネーターの発電状態をテストする事が

できます

 

オルタネーターは通常13~14Vの発電を行いますが、時々瞬発的ではありますが

制御が異常になり17~18Vと異常に高い電気を作っていました

(写真は正常な状態です)

MINIではあまりないケースですがBMW E60、E63等では結構多いトラブルです

規定以上の電気を各電装品が受けてしまうので、誤作動や、コンピューターの

パンク等を引き起こします

 

整理するとオルタネーター故障→コンピューター不具合→各電装品異常という

流れです

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今回コンピューターの方はリセットを掛けたところ復帰しましたので

電圧異常を起こしていたオルタネーターの交換を行います

 

R56系のミニでもR50系と同様フロントセクションを分解してから交換を

行います

フロントバンパーなどを取り外し、メーカーの言う「サービスポジション」

の状態にしていきます

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IMGP1294

ラジエターキャリアを車両前方に引き出して、エンジン側部の

作業スペースを作って交換を行います

これを知らずに作業すると確実に迷宮に入り込みます・・・
今回はお客様のご要望で純正のオルタネーターにて交換を行います

金額は高い分、信頼度、精度などはやはり群を抜いて良いです!

パーツは純正品でもOEM、社外品でもお取り寄せ可能ですので

ご希望をお知らせください

 

オルタネーター交換後、異常電圧が出ない事を確認すれば作業完了です

無事電装品も復活しましたのでご返車させて頂きました

修理の詳しい情報はコチラをご覧ください

 

 

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