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整備レポート

2018.02.13

BMWMINIクラブマン修理

BMW MINIクラブマン R55 エンジンオイル漏れ修理

DSC_0115

BMW MINIクラブマン R55 エンジンオイル漏れにてご入庫です

症状としては駐車場にオイル漏れの跡があり、また時々走行中に焦げた臭い

もするとの事です

 

早速ピットにて点検から進めていきます

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車をリフトアップし、下から確認を行うとエンジン前部、ミッションとの

つなぎ目辺りからオイル漏れがあります

写真では少し分かり難いですが、滴になる程漏れていますので原因はこちら

からの漏れです!

また写真左側、縦に走る茶色っぽい物体はマフラーですので、

漏れたオイルがこの部分に垂れるとマフラーの熱で焼かれ臭いや煙が発生

していたと思われます

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早速修理に入りますが、この漏れ箇所が非常に厄介・・・!

お客様にお見積りを確認して頂き、ご了解を頂きましたので実際に

修理を進めていきます

 

今回の修理ではフロントセクションを大きく分解しますので

早速バンパーなど前廻りを取り外していきます

DSC_0133

更にコアサポート(ラジエターキャリア)、ラジエター等も取り外し

非常にスッキリした状態にしていきます

それでもこの状態にする事を前提に設計されていますので比較的簡単に

この状態にする事ができます

あくまで「比較的」です・・・!手間はやはりかかります・・・

DSC_0135

今回の実際に漏れ箇所はフィルターブラケットと呼ばれる、

オイルフィルターが納まる部分です

写真でも分かる通り、この状態でもかなり奥まっていますし、写真左側の

シルバーの部分、触媒と呼ばれるパーツが上に被ってるので、

実際にはここから更に分解が必要になります

DSC_0138

一つ上の写真の左側の部分シルバー色の触媒や遮熱板を外すと

フィルターブラケットの全貌が見えてきます

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ブラケット下側を見るとオイルがかなり漏れているのが分かります

 

フィルターブラケット自体、輸入車全般で漏れの多い箇所ですが、

このR55、R56系MINIのクーパーSに関しては造りが悪い様に思います

フィルターブラケットを囲う様に上側にタービン、横に触媒と、

どちらも超高温になるパーツが触れる程近くに設置されてしまっています

ですので当然熱によりゴムのパッキン類は劣化し、今回の様にオイル漏れ

を引き起こしてしまいます

DSC_0143

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フィルターブラケットを取り外し、綺麗に洗浄した後、新たなパッキンを

組み付けていきます

DSC_0150

今回は同時にフィルターブラケットから出る冷却水のホースを

ある程度まとめて交換を行います

こちらもゴムのパッキンと同様、ゴムのホースですので熱の影響で

硬化し劣化を起こします

 

この辺りのホースも結局交換するには今回と同様の工程を行わなければ

ならないので、この手の修理時はある程度まとめて交換してしまう方が

最終的にお得になります

 

この辺りの同時交換チョイスはお任せ下さい!

もちろん不必要なパーツまで交換する様な事はないのでご安心下さい

 

全てのパーツ類を新品に交換し、最後に分解していたパーツを戻し、

再度オイル漏れが無い事を確認してからご返車させて頂きました

修理の詳しい情報はコチラをご覧ください

 

 

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