トヨタ エスティマ 車検(法定24ヶ月点検)
トヨタ エスティマ 車検にてご入庫です
お客様は今まで某車検専門店に車を出していたそうです
お客様自身はメンテナンスの意思はあったそうですが、毎回異常なし。
特に交換部品のご提案も無かったとの事で少し不安になり
今回車検でご来店頂きました
それでは早速ピットにて点検を進めます
車両をリフトアップし、タイヤを外して点検を進めます
今回もブログでは点検と修理が同時進行ですが、実際にはお見積りを
お出ししてから作業を進めますのでご安心下さい!
まずはエンジン関係よりエアクリーナーの交換です
写真で見ても分かる通り、物凄い汚れ方です
新品と比較するとご覧の通りです
交換記録と見合わせても、恐らく8~10万キロ近く無交換だったと思われます
続いては同じくエンジン関係からスパークプラグの交換です
こちらはエンジンの爆発のキッカケを作り出す為のパーツです
種類によって交換指定距離が違いますが、何れにしろ常にエンジン内部の
爆発にさらされ、摩耗しますので定期的に交換が必要になるパーツです
こちらも交換限度を大きく超えていましたので、今回は交換させて頂きました
摩耗が酷くなるとエンジン不調の原因になるポイントです・・・!
新品と見比べると違いは一目瞭然です
元々の金属部分は摩耗によすり減り、代わりに汚れであるカーボンが堆積
し歪な形になってしまっています
全てのお店がそうという訳では無いと思いますが、車検激安系のお店では
こういった基本的なメンテナンス・点検を全く行わない所があるのも事実です
もともと「車検」という制度自体、今現在の車の状態をチェックするだけです
極端な話、最低限「走る」「曲がる」「止まる」が出来れば合格出来てしまいます
そういった背景もあり、今回の様にお客様の意思とは関係なくメンテナンスが
行き届いていない車輌が多いと思います
続いてはブレーキ関係よりフロントブレーキパットの交換です
こちらもちょうどパット残量が交換時期でしたので今回交換を行いました
写真赤丸部の四角いプレート様なものがウェアインジケーターと呼ばれる
部分で、このプレートとブレーキパットの厚さが同じになるとキーキー音が
鳴りドライバーにお知らせする機能があります
チョットピンボケで分かり難ですが・・・
写真でも同じ高さまでパットが削れているのが分かると思います
新品ですと大よそ10mm以上、大体ウェアインジケーターは3mm位
になります
見比べると違いは歴然です
新たなブレーキパットを車両に組み付けていきます
最後はパワステオイル漏れ修理です
こちらのS字のホースからの漏れはエスティマ、アルファード等では
定番のポイント!
当店でもご依頼・お問合せが非常に多いポイントです
ホース自体はいくらもしない物なので車検と同時に修理してしまいましょう!
最後にエンジンオイル、ブレーキオイルなど基本的な油脂類を交換して
車検整備完了です
今回はお客様のご不安通りの結果でしたが・・・各部しっかりとリフレッシュ
をさせて頂きましたのでご安心してお乗り頂けると思います!
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