BMW 325i E90 ドア雨漏れ・室内水濡れ修理
BMW 325i E90 雨漏れ修理にてご入庫です
現車は助手席側の足元のマットがグショグショに濡れてしまっています
それでは早速診断作業に入ります
まずはどこから雨が侵入しているかを特定するのが最優先です
雨漏れ修理の場合この診断が一番肝心、かつ時間を要する作業になります
車に水を掛けてはチェックし、水を掛けてチェックしを繰り返し、水の浸入経路
を特定していきます
診断の結果、助手席側フロントドアの下部より雨が侵入しているのを
発見しました
写真赤矢印のドアとドア内貼りの隙間から水が垂れてきます
現在はドアが開いている写真ですが、ドアが閉まっていると
ドアから漏れた雨水が赤矢印の部分を伝い、車室内に侵入してしまいます
その結果、助手席側の雨漏れに繋がっていました
今回は発見しやすい箇所からでしたので簡単に確認する事が出来ましたが、
これが内装の中やボディーの隙間から漏れを起こしていると診断自体も
かなり大掛かりになってしまいます
原因が判明しましたのでお客様にご報告、ご了承を頂き修理に入ります
ドアからの雨漏れでしたので、まずはドア内貼り(ドアトリム)を
取り外していきます
ウッドパネル等を取り外し
ドアトリム全体を外すと防音・防水用のインシュレーターが見えてきます
写真のドア全体に取り付けられているグレーのスポンジ材の部分です
E46系、E90系ではこのインシュレーターからの雨漏れが非常に多いトラブルです
特殊なノリで取り付けられているこのインシュレーターですが、経年劣化
によりノリが剥がれてしまい剥がれた隙間から雨漏れを起こします
確認するとやはりノリが剥がれとれてしまっていました
今回はパーツ交換を行わずに、インシュレーターを再接着し修理完了です
最後に室内の水気を乾燥させ、再度雨漏れチェックをし作業完了です
BMWに限らず、雨漏れは輸入車に多いトラブルですが、そのまま放置すると
内装類にカビやニオイが発生してしまったり、フロア床面に設置してある
コンピューターや配線が水によりショートや破損を起こすケースもあります
何れにしろ早めの修理が二次被害を出さず、安く済ませるポイントですね!
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