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整備レポート

2016.11.27

WVポロ修理

VW ポロ リアドア開かない修理 ドアロックアクチュエーター不良

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VW ポロ 右後ろドアが内側からも外側からもドアが開かないとの

症状でご入庫頂きました

早速ピットにて修理を進めていきます

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お車は写真の様に鍵が開いているにも関わらず、ドアが開かない状態です

同様に外側からも開きません

VW、Audi系ではなかなか多いトラブルです

ほぼ間違いなくドアロックアクチュエーターの不良です

と言ってもとにかくドアを開けなければ、修理、診断何も出来ませんので

まずはドアを強制的に開ける作業から進めていきます

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ですがこの、ドアを強制的に開ける作業は非常に厄介です

基本的にドアトリムやドアパーツはドアが開いている状態で作業する事が

前提で設計されていますので、ドアが開かない状態では正規の方法で何も

取り外せません

残る方法は「無理やり外す」か「壊して外す」かのどちらかになります

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早速ドアの分解作業に入ります

まずはドア周辺の内貼りを先に外し、上手く隙間から作業して

何とかドア内貼りを無傷にて取り外す事が出来ました

ドアトリムを外すと続いてインナープレートが見えます

上の写真に写っているのがインナープレートです

こちらはドアよりも一回り小さく作ってあるので

普通に取り外す事が出来ました

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インナープレートを外すと完全にドアの内部が露出します

ここまでくると今回の原因であるドアロックアクチュエーターが見えてきます

写真赤丸部分のパーツになります

キーレス関係やドアロック、ドア開閉等、ドアに関する事を全てを担っている

パーツです

逆に今回の様にトラブルを起こすと、どうにもならない事になってしまいます

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ドアロックアクチュエーターのアップ写真

盗難防止の為、可動部の露出を最小限にし、内部は強固なメタルの

ケースで覆われています

これを破壊して最終的にドアを開けますが、基本的に泥棒さんに開けにくい

様に、壊しにくいようにと作られているので破壊するのも大変です

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完全に破壊し、とうとうドアオープンです

嬉しい瞬間です!

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破壊した旧ドアロックアクチュエーターと新品の比較

(新品はセキュリティーの為一部黒塗りにしています)

今回はこちらのドアロックアクチュエーターを交換すれば修理完了です

今回はドアトリム等もうまく外れたので特に追加部品等ありませんでしたが、

車種や状況によってどこまでうまく出来るかは様々です

過去にはドアトリムを破壊して取り外したケースや

ドアトリムが本国欠品の為、ドアを外側から破壊、中古ドアと交換した

ケースもありました

パーツの納期、交換パーツ価格とのバランスを見て上手く作業を考えないと

あとあと大変な事になってしまうので、

作業前にケースバイケースでお客様としっかりご相談しながら

作業を進めていきます

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今回はお客様からのご用命で同時にウィンドレギュレーターも

セットで交換を行いました

近年の輸入車に多い作りですがウィンドレギュレーターがインナープレート

とセットになっている造りです

ドアの防音面などでも優れていると思いますし、交換も簡単なのですが

部品代が少し高いですね・・・

新たなドアロックとレギュレーターを組み付ければ作業完了

無事ドア機能も復活し、快適なドライブが出来ますね!

修理の詳しい情報はコチラをご覧ください

 

 

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