BMW MINI R52 足廻り異音修理 コントロールアームブッシュ交換
BMW MINIコンバーチブル R52 足廻りガタつき、異音にてご入庫です
他店で一度見てもらったそうですが、異常ないと言われてしまいましたが、
「どうしても気になる」という事で当店にご来店頂きました
当店で診断を行った結果、ガタつき、異音の原因はフロント足廻りを支える
コントロールアームブッシュと呼ばれるパーツの劣化でした
お客様にご説明、作業のご了解を頂きましたので作業を進めます
R50系MINIのコントロールアームブッシュ交換作業は非常に厄介です
サブフレームも降ろして交換作業する為、フロントバンパーなど前廻りも
分解しサブフレームを降ろす準備を進めます
左前タイヤ側から撮影した写真
写真矢印部分がコントロールアームブッシュ本体です
その下、横一文字に通っているのがサブフレーム
写真右上部に見える面の部分(ちょうど矢印が被っている辺りが
車輌のメインフレームです
コントロールアームブッシュがサブフレームとフレームの間に挟まれて
いるのが分かると思います
この為サブフレームを一度降ろし、まず取り外すスペースを作ります
車輌側との接続部を外し、サブフレームを降下させます
写真では解りにくいですが、20~30cm程サブフレームが降下しています
ここまで来てやっと左右ロアアームを取り外す事が出来ます
写真下側に取り付けられているパーツが今回交換する
コントロールアームブッシュになります
ブッシュを断面から見ると深い亀裂が入っているのが良く分かります
MINIの場合フロント側足廻りのキモとなるがこのコントロールアームブッシュ
ですので、劣化していると今回の様に異音や、ブレーキング時のタイヤの
バタつき、ハンドリングの悪さ、タイヤのガタツキなど自覚症状は多いです
ロアアームからコントロールアームブッシュを取り外す為に引っ張ると
簡単に断裂してしまいました
人の力で切れてしまうようなら、当然1.5トン近いMINIの挙動を制御
出来る訳ありませんよね!
今回は社外パーツ(OEM品)を使用し、パーツ代を安くしています
交換するのは本当にブッシュのみですので、外側のケースは再利用します
特殊なプレスで5~10トンの力を掛けて打ち替えていきます
当店でコントロールアームブッシュを交換する際、必ず追加でおススメする
のがスタビライザーブッシュの交換です
このパーツも劣化すると異音の原因になります
しかしこちらも交換は厄介でコントロールアームブッシュの上側に
取り付けられている為、交換にはコントロールアームブッシュ交換と
ほぼ同等の作業、工賃が掛かります
ですのでコントロールアームブッシュ交換時に同時交換してしまうのが
ベストです!
追加のパーツ代も5千円以下ですので
今回もご理解を頂き、同時交換を行います
スタビライザーブッシュ交換後、新たに組み付けた
コントロールアームブッシュを車体に戻し、その他分解パーツを
組み上げれば作業完了です
異音も無くなりまし、お客様もハンドリングの回復に驚かれていました!
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