BMW MINI F56 ディーゼルエンジンのミニがご入庫しました
DPFクリーニングのご用命です
DPFとは排気ガスから微細な粒子(PM ・ すす)を濾過し、DPF内部でそれらを燃焼させ、微粒子を大気中に排出させないようにする装置のことです
今まではWako’sのクリーナーを使用していましたが正直効果が物足りない感じでした
このたびリキモリのDPFクリーナーを導入しました!
Wako’sはエアゾール(缶スプレー)タイプだったのですが、これはちょっと本格的な専用の道具を使用します
そもそもなぜDPFに煤が詰まってしまうのか
めちゃくちゃ簡単に説明するなら本来DPFには自己修復機能がついていて、詰まっているものを走行中に処理できるように出来ています
ただ都市部にお住いの方だといわゆる「ちょい乗り」をすることが多いですよね
この場合、エンジンが温まっていない状態で走行するだけのため、詰まっていく一方で処理ができないのです
この道具はその詰まりをクリーニング出来るというわけです
DPFのセンサーを外し、そこにノズルを差し込み直接DPFに液剤を噴射します
洗浄剤は、DPFクリーナーとDPFパージの2液タイプとなっています
缶が加圧されてレバーを引くと液剤が出ます
水で試しに噴射させていますが、かなり勢いよく出ます
この勢いで、細い通路のようになっているDPFの内部まで直接洗浄できます
さあ実際にクリーニングをしていきます
まずは1つ目のDPFクリーナーです
これでDPFに詰まった煤をクリーニングします
液体を缶に移し替えます
ノズルの先端に取り付けるアタッチメントも豊富に付属しているので、どんな車種でも対応できます
適当なアタッチメントを取り付け向きを調整し、センサーの穴から差し込みます
何秒かごとに噴いて止めてを繰り返し、浸透させながら洗浄します
完了したら15分ほど間を空けます
その間に2番目の液の準備をします
このDPFパージは落とした汚れを排出するための液体フラッシング剤です
DPFパージも同様に吹き付けます
これが完了したら最後にテスターをつなぎ、強制燃焼モードで仕上げます
この工程は時間がかかるので、DPFクリーニングのご依頼は車検のときなど長期でお預かり出来るタイミングがおすすめです!
DPFの不具合は国産車(マツダ車や各社トラック)でも多いようですが、近年販売台数を伸ばしている輸入車が多いイメージではあります
国産のトラックなどではリビルトパーツが流通していますので、クリーニングではなく交換してしまうことがほとんどのようです
輸入車ではそうは行きませんので、できる限りDPFを延命させるために、定期的にクリーニングをしましょう!
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