メルセデスベンツ Eクラス W212 エンジンチェックランプ点灯にてご入庫です
お客様から加速がおかしい気がする(ターボが効いていないような感じがする)とのことでした
早速点検を行っていきます
まずは試運転です
タービンによる、ブースト制御が働いていない感じでエンジン回転が重たく、ミッションのギア変速もスムーズにいかない感じです…
次にコンピューター診断を行います
DPF差圧センサーの認識値に対してのエラーが入っていました
上記を考慮して点検を続けた結果、今回はDPF差圧センサーの不良でした
DPF差圧センサーとは、マフラー(正確には違いますが)の一部にディーゼルの場合はDPFと呼ばれるフィルターが装着されています
このフィルターの前後に配管を接続し、プレッシャーを実測しているものです
このセンサーが許容範囲外の数値を示している場合や故障してしまうと、コンピューターは正常な出力制御を行うことが出来ませんのでブーストコントロールに影響します
そして結果的に加速不良等の症状が発生するという感じです
お客様にご説明しお見積もり確認後、作業に入ります
原因がわかってしまえばこのセンサーの交換は【ちょんっちょん!】って感じです
車両を正面から見て、エンジンの右奥についています
なので原因を追究する時間の方が多くかかってしまいます
差圧センサーを交換して、無事に症状が改善されましたのでご返車しました
【店舗情報】
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