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スバル ＸＶ ４０キロ位から異音がすると１０万キロなのでスパークプラグ交換でご入庫です
テストドライブで前輪左から「ゴー」と言う音が速度に比例して大きくなる症状が確認できました
ですが走行中に外に出て聞く事は出来ないので、リフトアップして空転させて再度確認します
間違いなくハブベアリングの異音です

ハブベアリングは「タイヤがクルクル回る」まさしくそのクルクルを作りだしているパーツになります
勿論前後左右輪それぞれに付いているのでトラックなどでなければ1台に4個取り付けられています

今回異音の原因はフロント右側です
ハブベアリングを取り外す為にはブレーキキャリパーやブレーキローターなどを外してハブベアリング自体を取り外していきます

この頃の車はベアリングだけの交換ではなく、ハブAssyでの交換になり作業しやすくなりました
その代わりに個別ではパーツがでないですが・・・！
ナックルと呼ばれるハブの土台になる部分とボルト４本で止まっているだけなので、それを外せば取れるのですが
結構な確率でサビが出ていて固着しています・・・！
真ん中の大きい穴の中側がサビで茶色くなっています

あれやこれやで取り外し、ナックルにハブを組付けます
この後ブレーキ系を組んで完了です

異音の修理は終わりましたので、もう一つのご用命箇所のプラグ交換を進めていきます
写真は右側バンクのプラグの上に付いているイグニッションコイルが２個並んで見えています
工具を駆使して手のひらがやっと入る位の隙間からイグニッションコイルとプラグを外します
こればっかりはスバル伝統の水平対向エンジンですのでしょうがないですね・・・！

左右４個づつのイグニッションコイルとプラグです
気のせいかもしれませんが、この頃のイグニッションコイルの寿命が短くなった様な・・・
特にスバルはイグニッションコイルを外すのも大変なので、１０万キロのタイミングでメーカーの交換指定のプラグと同時交換をお勧めします

その後、テストドライブで異音が消えたのを確認して、お客様にご返車しました