スバル レガシィ エンジン始動時異音がするとの事でご入庫です
早速診断を進めていきます
オートエアコンをオンのままエンジンを始動するとナビの奥の方から「カタカタ」音がします
そして風の吹き出す位置が変わりません
お客様のおっしゃっている事と症状が同じなので、この現象を直していきます!
ここで、お客様の訴えと私達の受け取りが違うと取り返しがつかない事になりますので慎重に判断が必要です
この音の出方は、オートエアコンの自己診断でも出た「モードアクチェーター」で間違いないでしょう
モードアクチュエーターとは風の吹き出し口を切り替える仕組みを動かすモーターです!
昔はワイヤーで操作部とつながっており「ボッボッボッ」とあの音を響かせながら直接吹き出し口を制御する蓋を動かしていました
関係ないですが、私個人的にはあの「ボッボッボッ」と内外気の切り替えの「バコッ」って音が凄い好きです笑
現在ではオートエアコンが当たり前になりましたのでモードアクチュエーターを使用して電動でそれらを制御しています!
肝心のモードアクチュエーターはグローブボックスの奥にあります
レガシィはグローブボックスとその周りがビスで取り付けされている為、そっくり外れて作業しやすくなります
助手席に座った時の右足のつま先の奥、ナビの奥辺りに取り付いています
画面中央に白色のくずれた長方形が見えました
モードアクチュエーターはビス4本で止まっていますが手が入りません
横にあるエンジンコンピュターを外して手探りでビスを外すとはずれます
これらのエアコンのアクチュエーターはエンジン始動時に最小から最大まで動かしてみて問題無い事を車自身で確認してから、通常のエアコン動作に入ります
頭いいですよね!!
ただ、今回は動きが悪くなっていましたので、始動時の自己診断時に動かない箇所で空回りしカタカタと異音がでていたという訳です!
迷路みたいな筋が動く事で風が顔から出たり、足元から出たり風の出る場所を切り替えます
ほとんどの方は、オートエアコンの温度設定を25~26度位であまり変えないと思います
ですが、車側は室温や外気温でモードアクチュエーターが動き、常に設定温度を保つ様に動いています
元に戻し、「カタカタ」音が消えて風の出る場所が切り替わる事を確認し問題がないのでお客様にご返車いたしました
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