スバル レガシィ エンジン運転時やハンドルを切った際の異音症状にてご入庫頂きました
お客様自身もお車に詳しく、パワステオイル漏れが確定とのことでパワステポンプ交換のご用命です
早速ピットにて診断を進めていきます
エンジンルームを見ても、エンジンカバーなどで見えにくいです
エアークリーナボックスのダクトや、エンジンカバーを外せば良く見えます
太いダクトの下、白色の配線コネクターが上に載ってる部品がパワステポンプです
写真だと漏れ具合が伝わりにくいですが、艶々テカテカしているのが漏れている証拠です!
スバルのエンジンは、エンジンの上側に助手席側からエアコンコンプレッサー、真ん中にオルタネーター、運転席側にパワステポンプが付いています
この3個の取り付けステーが隣同士で干渉しているので、パワステポンプ単体では外せません
まずは真ん中のオルタネーターを外し、パワステポンプを外します
外した跡にオイルが溜まっています
黒いケースはタイミングベルトのケースなので漏れたまま放置してしまうと、最悪はタイミングベルトにオイルが付着しベルトが切れてしまいます
パワステは、このポンプで油圧を作り、ギヤボックスに油圧をかけてハンドルを回すのを軽くしています
オイル漏れをおこすとオイルが足りなくなり、空気を吸ってしまいます
お風呂のお湯を洗濯機で吸い取る時にお湯が無くなってきた時の音「ジョロジョロ」がしだします
更に症状が進むとミャーミャー音がしだしてハンドルが軽かったり重くなったり動きが変になってきます
ここまでくると走行中に突然なってしまうのを考えると大変危険です・・・!
オイルリザーブタンクとオイルポンプをつないでるホースも交換です
このホースも固くなると断面から空気を吸ってしまうので、同時交換をお勧めしています
オイル漏れの確認、ベルトの張の調整などをして異常が無いのを確認できたので無事お客様にご返車いたしました
【店舗情報】
千葉県松戸市の修理工場なら 小林モータース
国産車・外車、メーカー問わず修理可能です
中古パーツ・リビルトパーツ・社外パーツを使った修理もお任せ下さい
お客様からのご連絡をお待ちしています
小林モータース株式会社
047-387-0398
千葉県松戸市五香2-3-2
9:00~19:00 水曜定休