スバル レガシィのオーバーヒートでのご入庫です
レガシィは水温計がメーターの中に有るのですが、その水温計の針がいつもより上にある程度の不具合です
メーターを確認すると確かに真ん中よりも針が上です
エンジンルームを見ても冷却水のあの独特の臭いは無いので、冷却水漏れは無さそうです
ラジエーターファンも回っている音はしてるのになぜだろう?と更に点検を進めていきます
オーバーヒートとは関係ないですが、クーラーベルトの亀裂を発見です
そしてオーバーヒートの原因も無事発見!
原因は、ラジエーターの冷却を補助する冷却ファンの2つのうち1つが回っていませんでした
これではラジエーターファンの音も聞こえる(2つの内1つが回っている状態)でも
オーバーヒート気味症状とでとつじつまが合います
お見積りをご確認頂き修理を進めてきます
まずはファンAssyを車両から取り外します
レガシィのこの辺りはやりなれているのでサクサク進めます
お客様とのご相談の上、動いていた方も交換します
新品は綺麗な白い羽ですね
よーく見ると左右のファンの羽の枚数が違うのが分かると思います
これは同じ枚数の羽だと、音が出る周期が同じなので騒音が大きくなります
あえて違う周波数で騒音防止しています
同時に見つけたクーラーベルトの劣化も同時に交換していきます
右側2本が今まで付いていてベルトです
一番右端のベルトは縦に亀裂が入っています
いいタイミングで交換出来ました
ファン、ベルトをどちらも新品に交換すれば作業完了!
ベルトも新しくして、ラジエーターファンが2つ共回るのを確認できましたので無事お客様にご返車です
今回ファンの2つの内1つが壊れていただけなので、完全なオーバーヒートにはならずに済みました
お客様はメーターをよく見ていたので、大事には至らなく済んでいます
メーターを見る事も大事!と改めて気づいた一件でした
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