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BMW MINIクーパー R50　パワステが効かずハンドルが重たいとの事でご入庫です

早速ピットにて診断を進めて行きます！
全くパワステが効かない状態ですのでメチャクチャハンドルが重い・・・です・・・！
ピットに入れるのも一苦労・・・
実際に車をリフトアップし確認していきます！

車下から見ると赤丸がパワステポンプの冷却ファンになります
その奥の赤丸がパワステポンプになります
結構パワステオイルが漏れています・・

今回オイル不足によりポンプが焼付きを起こしパワステが効かなくなっていましたのでパワステポンプとホース類一式交換して行きます

新品のパワステポンプと見比べると漏れ具合は一目瞭然です！
油圧のパワステはほとんどがエンジンの力を使いベルトにて駆動されて油圧を発生しています
ですが、このMINIのタイプは珍しく、電動でポンプを駆動し油圧を発生させます
面白いシステムですね！

パワステポンプとホース類一式取り外しサブフレームなど漏れて汚れている所綺麗にします！
漏れたオイルが残っていると単純に見栄えが汚いだけでなく、漏れたオイルが付く事でゴム部品を痛めてしまったり他の電装品のトラブルにつながったりといい事は一つもないので綺麗に洗浄していきます

サブフレームも綺麗にして新品のパワステポンプとホース類を取り付けてパワーステアリング周り一式交換完了です

電動ポンプを冷やすファンもオイルが凄い為、今回は同時に交換致しました！
このファンもウィークポイントですし、このファンが壊れるとオーバーヒートでまたパワステポンプを破壊してしまいます・・・
「この間もパワステ修理したのに、またトラブル・・・」を防ぐ為には先回りの考え方も大切です！
これでパワーステアリング部品は全て交換致しましたので安心して乗れます！

最後にオイルを入れてエア抜きを行い動作確認して作業完了！
無事パワステも効き軽くなりましたのでご返車させて頂きました