BMW MINIクーパーS R56 法定12ヶ月点検 オイル漏れ修理 エンジン降ろし
BMW MINIクーパーS R56 法定12ヶ月点検にてご入庫です
早速ピットにて診断を進めていきます
診断を進めていくとエンジンのオイル漏れを発見!
写真赤丸部辺りが酷くオイルで汚れています
これが下に下に垂れており、エンジンの一番低い所からポタポタ漏れています
このエンジン漏れ箇所、リアクランクシールと呼ばれるエンジンとミッションの間に
あるパーツです
これを交換するにはどのお車でもエンジンかミッションを外さなければ交換する事ができません
MINIの場合はエンジン・ミッションどちらもセットで降ろします!
と言う事でお客様にお見積りをご確認頂き修理を進めていきます
今回はエンジン・ミッションをセットで降ろし、一通りリフレッシュのプランで修理を行います
R50・R53の頃からお決まりのスタイルですが・・・笑
バンパーなど前廻りのパーツをゴソッと取り外し、エンジン・ミッションをドーンと引き抜いていきます
MINIの場合はモデル問わず何かとエンジン降ろしor前全バラシ作業が出てきます
なのでこのような修理でエンジンを降ろした際に工賃がかさむ部分のオイル漏れや
M/Tの場合はクラッチ交換、エンジンマウント類等まとめて行う修理プランがおススメです
個別で作業するより工賃でいえばかなりお安くする事が可能です
降ろしたエンジン・ミッションを分離させ、リアクランクシールにアクセスします
外したエンジンの断面側を見るとリアクランクシールが見えてきます
全体に黄金色に輝いて見えるのは漏れたオイルが飛散して薄くコーティングされて
しまっている状態です
写真下、矢印部分の黒いリングがリアクランクシールになります
チョットしたゴムのパーツですのでパーツ代はお安いですが、交換はここまで大変です
新たなリアクランクシールを取付けて、キッチリ清掃します
先ほどまでも黄金色から普通の金属のシルバーになりましたね!
再びミッションとドッキングさせればメインのリアクランクシール交換は完了です!
続いては異音が出ていたベルト周りの修理!
MINIの場合はFF車なので通常このベルト取り付けれている面は車両右側のフェンダー
に掛かっている部分です
それもエンジンが降りていればサクサク交換可能です!
めちゃくちゃ個人的ですが、このやりやすい状態で修理することをボーナスステージと
私は呼んでます笑
今回は異音の原因だったフリクションホイルと呼ばれるパーツの他
写真のように亀裂が酷かったウォーターポンププーリー
そしてテンショナー、ファンベルトとベルト廻りはセットで交換!
こちらも交換後は異音もスッキリ収まりました!
最後にエンジン一番上のカバー、ヘッドカバーからのオイル漏れで該当のパッキンを交換します
こちらはエンジンが乗ってようと降りてようと大差ない部分ですが、漏れていたので今回は
交換を行いました
エアクリーナー等の消耗品を交換しつつ、エンジンを車両に戻します
最後に新たな油脂類を充填して作業完了!
漏れ等も止まりグッドコンディションに仕上がりましたのでご返車させて頂きました
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