
メーターに出る「メンテナンスしてください。」徹底解説
― 点検タイミングも“クルマが決める”時代 ―
※弊社は俗にいう新型ミニ=BMW製ミニ専門の修理工場となっております。ローバーミニ、クラシックミニに関しての修理はお受けできませんのでよろしくお願いします。 また正確には「ミニ」という車の「クーパー」というグレードですので「ミニクーパー」と呼ぶのは車種を指す場合には不適切ですが、文章上小さい・コンパクトを指すミニと車を指すミニの混同を防ぐ為、ここではミニ全般をミニクーパーと呼称します
※本記事の内容は、投稿日時点の整備業界情報および当社の現場実績に基づいています。

各部のセンサー情報を元に“今どこが気になるか”を自己診断する機能
整備後にテスターでリセット必須!
そもそもCBSって何の略?

CBSはCondition Based Serviceの略
日本語にすると「コンディションベースの整備管理」って感じです
つまり「何日経過したから点検」ではなく、実際の使用状況や劣化状況に応じて、クルマが自分で点検時期を判断するという仕組み
オイル交換の時期、ブレーキパッドの残量、次の点検時期など、各部のセンサー情報を元に“今どこが気になるか”を自動で判断してくれるんです
どこで見られるの?

MINIの場合、メーター内のiDrive(車両メニュー)やメーター内の画面のサービス表示で確認できます
• エンジンオイル交換時期
• ブレーキパッドの残量
• 車検(法定点検)までの残り日数
• ブレーキフルードの交換タイミング
必要に応じて、距離だけでなく“日数ベース”の管理もしてくれてます
何がすごいの?
従来の「〇kmごと点検」ではなく、実際の走り方や使い方に応じて変わるというのがポイントです
たとえば、
• 街乗りメインでブレーキ多用 → パッド早く減る
• 高速中心であまり使わない → パッドの摩耗は少ない
といった具合に、使い方のクセまで見てくれてるというわけです
作業時の注意点
このCBS、実は整備後に“テスターでリセット”しないと、警告が出っぱなしになってしまいます
• オイル交換したのに「オイル交換してください」表示が消えない
• ブレーキパッド交換したのに残量警告が出続ける
こういうのは、交換履歴を車両に記録する作業(=リセット)が必要なんです
→物理的に作業も、CBSリセットできないと終われない
これがMINI整備の“クセ強ポイント”の1つ
どの車に付いてるの?


CBSはR56系以降の全MINIに標準搭載されています。
• R56系全車種
→ 基本的にナビなし仕様が多いため、メーター内の小さな液晶で表示
操作もウィンカーレバー先端のスイッチから

・F系(F56など)全車種
→ ナビ付き車はiDrive画面でグラフィカルに表示
ナビなし車でもメーター内で確認可能
つまり、初代以外はしっかり搭載しています!
まとめ|賢いけど、ちょっと手がかかる
CBSはとても賢いシステムです
でも、ただの整備でも「MINIが納得してくれないと終わらない」という側面があります
乗ってる側からすると、「そんな機能あったんだ…」ってなる人が多いのも事実
でも、もし“サービス表示がいつも出てる”状態だったら、それはMINIが「そろそろ見てくれない?」とサインを出してるということかもしれません!
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