
「見た目はコンパクト、でも中身はBMW」とよく言われるF系ミニ。 実はシフト操作もまさに輸入車そのもので、初めて乗ると「え、これどうやってRに入れるの?」と戸惑う人も。 ここでは前期/後期の違いから、スポーツモードやマニュアル操作まで、実際の操作感をベースにしっかり解説していきます。
※弊社は俗にいう新型ミニ=BMW製ミニ専門の修理工場となっております。ローバーミニ、クラシックミニに関しての修理はお受けできませんのでよろしくお願いします。 また正確には「ミニ」という車の「クーパー」というグレードですので「ミニクーパー」と呼ぶのは車種を指す場合には不適切ですが、文章上小さい・コンパクトを指すミニと車を指すミニの混同を防ぐ為、ここではミニ全般をミニクーパーと呼称します
※本記事の内容は、投稿日時点の整備業界情報および当社の現場実績に基づいています。
基本のシフト操作(F56系 AT車)
前期モデル(2014~2018年頃まで)

- ゲート式セレクター(ガチャンと動かすタイプ)
- P→R→N→Dの順に、しっかりレバーを動かして操作
- DからRに入れるにはボタンを押しながらシフトアップ方向
- M/S(マニュアル/スポーツモード)はDの手前に横倒しで切替
- → 横倒しでS(スポーツ)モード
- → 横に倒した状態で前後に倒すと+/−でマニュアル操作
感覚は国産車に近く、物理的に動かす安心感あり
後期モデル(2018年LCI~)

- 電子式セレクター(小ぶりで直線的な動き)
- 動かす場合は横にあるボタンを押しながら前後に倒す
- 下に倒すとDへ、上に倒すとRへ
- Pレンジに戻す場合は正面にあるPボタンを押す
- Nへは横のボタンを押さないで上に倒すと入る
- M/SモードはDの状態で横に倒して切替(+/−操作はそこから前後)
BMWと共通の“ジョイスティック型”セレクター
電子式は最初戸惑うが慣れるとスムーズ

ただし「ちゃんとD入ってる?」と不安に感じる人も多いので、メーター表示で必ず確認を!
慣れれば楽ちんです!
スポーツモードの使い方
F56系ミニには、シフトレバーをS側に倒す(Dレンジ時)と、スポーツモードが切り替え可能です

• ドライブモード関係なくシフトがスポーツプログラムになる
• 回転数を上げてギア保持、レスポンスも鋭く変化
※ただし、これは単独でミッション制御のみスポーツ化されるため、ドライブモードのSPORTとは挙動がやや異なる
ちょっと豆知識
LCI以降の電子式セレクターにお乗りのオーナー様に!
スポーツモードに入れた状態でPのボタンを押してみて下さい
な、な、なんと!勝手に戻ってきます!
さぁ横に乗せた同乗者にビックリさせてやりましょう!!笑
まとめ|ミニのシフトは“遊べる道具”
• 前期/後期でレバーの形状と操作感は全然違う
• スポーツモードは、レバー側とダイヤル側で挙動が異なる
• マニュアルモードは、ワインディングなどで活きる機能
F系ミニのATは単なる“オートマ”じゃなく、「積極的に運転を楽しめるギアボックス」です
見た目のポップさからは想像できないほど、中身は“BMWそのもの”のドライビング体験が味わえます

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