
R系とF系で全然ちがいます。誤解されがちだけど、そこにこそ“MINIらしさ”がある
「ミニってさ、メーターが真ん中にあるやつでしょ?見にくくない?」 この質問、意外とお客様から聞かれます 結論から言えば、そのイメージは“ひと昔前のR系”のミニ 現行のF系では運転席前にしっかりメーターがあり、センターにはナビ画面が収まっています でも──そのナビ画面の裏には、MINIならではの“デザインの宿命も潜んでいるのです

※弊社は俗にいう新型ミニ=BMW製ミニ専門の修理工場となっております。ローバーミニ、クラシックミニに関しての修理はお受けできませんのでよろしくお願いします。 また正確には「ミニ」という車の「クーパー」というグレードですので「ミニクーパー」と呼ぶのは車種を指す場合には不適切ですが、文章上小さい・コンパクトを指すミニと車を指すミニの混同を防ぐ為、ここではミニ全般をミニクーパーと呼称します
※本記事の内容は、本記事は、小林モータースの整備現場での経験と、実際の販売実績に基づいて作成しています。

センターメーターはミニの象徴!
多少扱いづらさはあるが、それは個性として捉えるべき
まず、R系とF系のちがいから
R56

F56

項目 | R系(R50・R56など) | F系(F55・F56・F57など) |
センターメーター | スピードメーターが中央 | インフォメーション画面が中央 |
運転席メーター | タコメーターがメイン | スピード・タコ・情報表示のメインメーター |
センター画面サイズ感 | メーター優先なので大きく見やすい | ナビ画面は“丸の中の四角”で思ったより小さめ |
視線移動 | 慣れが必要 | 国産車と同様、自然な視線誘導 |
R系に関しては、初見は戸惑いますが、慣れれば意外と違和感なし
むしろMINIらしいレトロ感や遊び心として愛されていました
→【参考】第2世代ミニ R56・R55・R57・R60・R61・R58・R59 ~歴代ミニを世代別に徹底解説~

F系のセンターメーター“風”の真実
F系になってから、スピードメーターはしっかり運転席側へ移動
一方で、センターの丸い部分はナビ画面やオーディオなどを表示するインフォメーションディスプレイに変わりました
が、ここにちょっとした“盲点”があります

それは…
「丸いデザインを優先したせいで、画面が思ったより小さい」問題
センターの大きな円形フレームの中に、内接するように長方形のナビ画面が収まっているため、「見た目は豪華なのに、意外と表示エリアが小さい…」という声も少なくありません
特にナビ操作やバックカメラ表示の際には、情報量が圧縮されがちなので、普段から大画面ナビに慣れている人にはやや物足りないと感じるかもしれません
→【参考】ナビ操作…というより「iDriveの使い方」まとめ

MINIは「見やすさ」より「個性」を取る車
でも、それでいいんです
F系ミニが目指しているのは、単なる快適性や実用性ではなく、“MINIらしさ”という世界観そのもの
センターの円形デザインは、過去から続くミニの伝統を受け継ぎつつ、現代的に再構築したものです
「誰が見てもMINIとわかる」というアイコニックなデザインこそが、この車の一番の魅力なのです

→【参考】プロがおススメする、MINIについて全然わからない人が悩まずに買えるガイド
まとめ|センターメーターの「不便さ」は、もはや神話
・R系=真ん中にスピードメーター → 見にくくはない、慣れる
・F系=真ん中はナビ画面 → 見やすくはないが、使える
・MINI=使いやすさより「デザインありき」の個性派
ミニのセンターメーターを「欠点」として捉えるか、「個性」として楽しむか
その視点で、オーナーとしての“MINI愛”の深さが変わってくるかもしれません!

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