BMW MINI R53 デモカー作成レポート Vol,3 電動ファンレジスター修理
こんにちは 小林モータースデモカー作成レポートです
レポート第二回目は電動ファンレジスター修理です
デモカーデモカー言っている割には全然改造、チューニングに
いけませんが、まずはコンディション回復メンテナンスです
早速ですがこのMINI、エンジンを切った後10秒くらい経つと突然電動ファンが回りだし、
30秒~1分程度で止まります
これはR50系MINIの定番トラブルの一つです
このトラブルですが、原因は電動ファンの回転制御を行っている
ファンレジスター故障の場合がほとんどです
ファンレジスターが故障すると電動ファンは2ステージの回転制御が出来なくなり、
LO回転モードが機能せず、結果冷却水温が規定値より高い状態になります
しかし、この時HI回転モードは作動するのでオーバーヒートには至りません
ですが規定値より冷却水温が高い状態ですのでその状態でエンジンを切ると
車輌がオーバーヒートぎみと認識し電動ファンを駆動させてしまいます
早速修理を進めていきます
ファンレジスターの故障ですのでファンレジスターを交換すればいいのですが、
メーカーのパーツリストでは電動ファンAssyでしか供給が行われていません
ですので素直に修理しようとすると電動ファンAssy交換で大変高額になります
ですが当店では以前より単品修理可能です
まずは電動ファンを取り外します
前回の点検でフロント回りを分解しているので既に外れている状態ですが、
一から電動ファンを外す場合はフロントバンパー、コンデンサー等を取り外す
必要があり、ほとんど前回り分解状態にしなければ取り外せません
取り外した電動ファン
写真の部分がファンレジスター部です
更に分解を行うとトラブルの原因の根源である、抵抗が見えます
写真でもわかる通り、抵抗が断線を起こします
この為電気を通さず、結果上記の様なトラブルを引き起こします
単品修理を可能にするレジスターリペアパーツ
純正にはないのでもちろん社外品になりますが、レジスターのみのリペアパーツです
このキットを現状のものと入れ替えます
電動ファン駆動用の大電流が流れるハーネスですので、接触抵抗が起きないよう
丁寧に結線作業を行います
結線が終わればレジスターを電動ファンに組み込んで作業完了です
他の作業も同時進行しているので作動テストは後日まとめて行います
今回の電動ファン修理は当店でいつでも受け付けております
症状に思い当たりがある方はお気軽にご相談くださいね!
MINI以外輸入車各メーカー修理可能です 詳しくは弊社HPをご覧ください
千葉県松戸市の修理工場なら小林モータース
国産車・外車、メーカー問わず修理可能です
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