BMW MINIコンバーチブル R52 不動修理 クラッチ交換
BMW MINIコンバーチブル R52 突然走行不能になってしまった
との事で緊急ご入庫です
まずはピットにて診断から進めていきます
が、ここで結構ハマりました・・・
症状的にはクラッチ不良そうな感じなのですが、何せ走行距離が
まだ1万キロ台・・・
通常クラッチがダメになる様な距離ではありません
意外な落とし穴があるのか!?とも思い、あれこれ診断したのですが
やはりコレと言った原因は見つからず・・・!
やはりクラッチorミッション本体が不良の可能性が大なので
客様にエンジン、ミッション降ろし後の診断という許可を頂きまして、
ひとまずエンジン降ろしを行います
早速エンジン、ミッションを同時に降ろしていきます
MINIの場合は前廻りを全て取り外し、前に引き抜いてくる感じです!
当社ではMINIのご入庫が非常に多いので、毎月1台以上はこの状態にして
いる様な気がしています笑
写真赤丸部がミッション本体です
原因は不明ですが、ひとまずエンジンとミッションを分割していきます
写真は既に新品が映ってしまっていますが・・・
ミッションを分離し、エンジンとの間にあるクラッチを確認すると原因判明!
やはりクラッチが原因でした
写真左側、古いクラッチディスクの方は完全に剥がれててしまっているのが
分かると思います
一般的なクラッチ交換時期である5~10万キロ位のお車ですと良くある
劣化の仕方ですが、流石に1万キロ台でこれは初めてです
無事原因も判明したのでお客様に最終的なお見積りをご確認頂き、
クラッチ交換で修理を進めていきます
今回剥がれ落ちて異常摩耗した方がフライホイル側でなかったので、
フライホイルは再利用でいきます
これがフライホイルも交換・・・となるとフライホイルだけでも結構な
お値段がします
クラッチディスク、プレッシャープレート、レリーズベアリングの
クラッチ基本3点セットを交換します
またMINIの場合は細かい部分ですが、スリーブやフォークブッシュなど
このタイミングでしか作業出来ない部分も交換していきます
各部清掃、新たなクラッチを組み付けていきます
最後にミッションとエンジンをドッキング!後は車両に戻せば作業完了です
無事走行できるようになっているのをテストドライブで確認した後、
ご返車させて頂きました
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