BMW MINI R56 電動ファン回ってしまう エンジン掛かり悪い修理
BMW MINI R56 電動ファンが全開でいつも回ってしまう、
また朝一エンジンの掛かりが悪い症状にてご入庫です
早速ピットにて診断から進めていきます!
電動ファンと掛かり悪いの関連が微妙なところでしたが、ひとまず
テスターにて診断を行います
車両のコンピューターには主だったエラーはありませんでしたが、
そうこうしている内にも電動ファンが全開で回りだしました
その後も色々と診断をしていくと原因と思わしき箇所を発見!
テスターにて実測値を見ていくとエンジンの冷却水温が112℃もあります
エンジンを掛けてまだ10分前後ですから流石にこの水温は高すぎます
実際の水温を測定してみても実際には50~60℃でしたので原因断定!
水温センサーがバカになってしまい、実際の温度とズレてしまっていまいた
エンジンを一度冷ましきってもう一度確認してもやはり90℃ほどあります
エンジンがかかっていなければ外気温と同じはずですのでやはり原因は
これです!
水温が異常に高くなってしまっていますので、車はオーバーヒートと勘違いし
電動ファンを回してしまいます
また冷間時のエンジン始動はエンジンの温度に合わせてガソリンの量を
増やしていますので温度がズレていればそういった制御が出来ず、エンジンの
掛かり難い症状が出てしまいます
結果的には2つの症状とも1つの故障が原因でしたね!
お客様にお見積りを確認して頂き、ご了解を頂きましたので修理を進めていきます
水温センサーはサーモスタットと呼ばれるパーツと一体でしたので
そっくり交換が必要になります
R56系のサーモスタットは元々冷却水が漏れるトラブルが多い箇所です
エンジン向かって右側にサーモスタットはあるので取り外していきます
原因のサーモスタットを交換していきます
写真赤丸部が水温センサーです
新たなサーモスタットは対策品になっているので写真下の対策ハーネスもセットで
交換を行います
交換後新たな冷却水を充填すれば作業完了!
無事、始動直後の温度も外気温度同じ位になりました
センサー値もシッカリ復活してます
勿論言われていた症状も2つとも再発しなくなりましたのでご返車
させて頂きました
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