BMW MINI R50 1年点検 足廻り異音修理 松戸市 ②
BMW MINI R50 1年点検にてご入庫です
前回の①に引き続き同じの修理になります
前回の記事ではオイル漏れ、ブレーキ交換を紹介しましたが
今回の記事ではご用命頂いていた足廻りの異音を修理作業を進めていきます
まずお車の状態ですがハンドルを切ると「ギコギコ」と異音がします
またブレーキング時に「ガクガク」とタイヤが動くような挙動がでています
足廻りの診断を進めていくと、まずはショックアッパーブッシュの
亀裂を確認出来ました
大部分がボディーに隠れて見えませんが、それでもザックリと亀裂が
入っているのが分かると思います
ハンドルを切った際のギコギコ音はこれが原因です
続いて車輌下側から診断を行います
デモカーMINIなどでもご紹介していますが、MINI定番のコントロールアーム
ブッシュの亀裂も確認できました
MINIの足廻りを支えるメインのブッシュになりますので、ブレーキング時や
ハンドル操作時の不安定感はこちらが原因です
今回はお客さ様とご相談の結果どちらも修理を行います
初めはショックアッパーブッシュの交換作業を行います
アッパーブッシュ交換にはショックを分解する必要があるので、
まずは車輌からショックAssyを取り外す作業を進めていきます
ショックを取り外すと、車載状態ではボディーに隠れていた部分も
見ることができます
隠れていた部分にも大きく亀裂が入っていますね!
取り外したショックを更に単体で分解し、アッパーブッシュを
交換していきます
写真の様に三角形のプレート状のパーツがアッパーブッシュです
新品と比較すると高さの差が大分あるのが分かると思います
写真の様に潰れてしまうと不必要な部分が擦れ、異音を発生させます
今回は純正新品のアッパーブッシュを組み込みました
経験上、耐年数の低い低品質な社外パーツがある為当店では
BMWのアッパーブッシュは純正利用をお勧めしています
新たなアッパーブッシュを組み込んでショックを組み立てていきます
続いてコントロールアームブッシュの交換作業に移ります
コントロールアームブッシュはサブフレームに挟まれて取り付けられ
ているので、サブフレームをフレームから切り離し、
まずはロアアームAssyの取り外しを行います
車輌から取り外したコントロールアームブッシュ
こちらも大きく亀裂が入っているのを確認できます
コントロールアームブッシュはオイル封入式のブッシュなので
ここまで亀裂が入っていると内部のオイルも漏れてしまっているので
ブッシュとしての機能は全くしていないと言っていいと思います
今回、コントロールアームブッシュ交換はブッシュ単体をプレスにて
打ち替えを行います
こちらは社外品(OEM品)を使用し、金額を抑えていきます
金額重視であればOEM品、パフォーマンス重視であれば純正品や
思い切って強化社外品に交換するのもありですね!
コントロールアームブッシュと同時に交換をお勧めするのが
スタビブッシュの交換です
こちらも今回は原因ではありあませんでしたが足廻り異音の原因になりや
すいですし、交換はコントロールアームブッシュと同じところに取り付けられて
いますので同時作業で可能です
今回もお客様にご理解を頂き同時交換を行います
全てのパーツ交換後、取り外した足廻りパーツ等を組み付けて作業完了です
今回はオイル漏れから足廻り異音までトータルで手を入れさせて頂きました
異音もしっかりと収まりましたので、これでしばらくは安心してお乗り頂けると
思います
小林モータースでは点検ベースの定期点検(不良個所はお知らせのみ)から
修理ベースの定期点検(今回の様なトータルで修理実施)までどのような
形でも対応可能です
もちろんどんな場合でも無理に修理を進めたり、勝手に作業を行っていきなり請求
と言う事はありませんのでご安心下さい
輸入車でも国産車でもお気軽にご相談ください
千葉県松戸市の修理工場なら 小林モータース
国産車・外車、メーカー問わず修理可能です
中古パーツ・リビルトパーツ・車外パーツを
使った修理もお任せ下さい
お客様からのご連絡をお待ちしています
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