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整備レポート

2024.10.03

BMW MINI クーパーS R56 スポーツモード後付

BMW MINI クーパーS R56 スポーツモード後付 レトロフィット

BMW MINI クーパーS R56 スポーツモードボタン後付のご依頼です
常連のオーナー様ご自身でボタンを取り付けてみたそうなのですが、正常に動作しなかったとのことです

※現在持ち込みパーツのご依頼は中止しております
同様のご依頼は2024年10月現在お受けできませんので、ご希望されるお客様にはご不便をおかけしますが、何卒、ご理解を賜りますようお願い申し上げます

そもそも第2世代ミニのスポーツボタンはメーカーオプションの設定でした
つまり新車のオーダー時に入れておかないと後付はできないようになっています

ですが裏技的に出来るところが増えて当たり前のようになってしまっています
当社でももちろん対応可能です!

BMW MINI クーパーS R56 スポーツモード後付 レトロフィット

問題のボタンはシフトレバーの根本にあります
横滑り防止、アイドリングストップのボタンと並んで三連で配置されています

アイドリングストップのボタンも後期からの設定なので3つボタンが有るのはレアです
大体の第二世代ミニはこの部分には一つしかボタンが有りません

スポーツモードボタンの後付をするには、大きく分けて工程を3つ踏まないといけません
まず物理的にボタンの取り付け
こちらはオーナー様の手で完了しています

BMW MINI クーパーS R56 スポーツモード後付 レトロフィット

第2ステップが配線です
メーカーでの製造時、一番最初にメインハーネスを通すのですが、スポーツモード用の配線もオプションで設定するとこのメインハーネスに含まれます
なので後付をするとなると、配線が存在していないので、新規で取り付けなければいけません

BMW MINI クーパーS R56 スポーツモード後付 レトロフィット

そして第3ステップがコーディングです
テスターに繋いで「スポーツモード付きの車」というのを認識させます

第2第3ステップはなかなか個人でやるには難しい作業です
特に第3ステップは当社のやり方では一般的なカスタムコーディングではなく、画面はお見せできませんが、例えるなら設計図の部分を書き換えてあげることで、その後にディーラー等でアップデートなどの作業があっても不具合が起こらないようにしていきます

最近だいぶ一般的になってきましたが、少し前までは出来るところも少なくて、コーディング作業ができるのはすごかったんです!

BMW MINI クーパーS R56 スポーツモード後付 レトロフィット
BMW MINI クーパーS R56 スポーツモード後付 レトロフィット

配線作業をやりやすくするため一旦取り外してしまいましたが、ボタンを押せばちゃんとライトが光ります

BMW MINI クーパーS R56 スポーツモード後付 レトロフィット

メーターにもSPORTの表示がちゃんと出ます!
気持ち的にはこの表示だけで10馬力ぐらい上がっちゃいますねw

アクセルを吹かすとバブリング音がします
スポーツモードで変化する箇所としては、ハンドルが重くなる、スロットルレスポンスが変化して加速感がスポーティーになる、AT車の場合シフトタイミングも変わる、等諸説ありますが言われています

これくらいの作業でバブリングが楽しめるだけで十分です
普通の車ではエンジンをチューニングしないといけないので20万くらいかかってしまうものです

第2世代ミニならどのタイプでも、NAでもターボでもスポーツモード取り付けは対応していますので、まだまだ末永くミニに乗るぞ!というオーナー様はお問い合わせください!

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