メルセデスベンツE250 W213 調音施工のご依頼でご入庫です
W212で施工したときは大きく変化したので、その後継モデルで純正でも静粛性が上がったW213でどのような効果が出るのか楽しみです!
早速作業に入りましょう
今回はバルクヘッド側から施工しています
先代モデルであるW212でも調音施工をおこなったので比較していくのですが、まずバルクヘッドの部分には大きなカバーが掛かっています
基本的なつくりはW212からの踏襲された部分が多いです
エンジンルーム内はしっかり作り込まれているのは変わりません
ですがブラッシュアップされた部分として、吸音材のようなものが追加されています
今回はそれも外して内側にしっかり隙間なく吸音シートを貼り付けていきます
その後純正の吸音材も元通り戻しています
ちなみにこの段階で、お問い合わせも多いバルクヘッドだけの施工だとどうなるのか、少し試してみました
本来ならば調音施工はインナーフェンダーが基本で、バルクヘッドへの施工はオプション扱いです
結果としては、効果は感じられなくはないですが、そこまで・・・といった感じです
インナーフェンダーを施工してロードノイズが減るからこそエンジン音が気になってくるのであって、ロードノイズがある程度大きい状態だとその差があまり感じられないのだと思われます
あくまでインナーフェンダーへの施工ありきのバルクヘッドへの施工ですね
続いてインナーフェンダーです
こちらも基本的な作りはW212と大きくは変わらないです
リアのインナーフェンダーには純正で薄い吸音材が貼られています
効果の程は定かではありませんが、静音性を目指したようなこだわりの部分が随所に見られます
純正の状態でもW212とW213で静粛性の差があるので、このあたりの効果もあるのでしょうか
前後とも隙間なく吸音シートを貼り付け、施工完了です
純正の状態でもかなり静かな部類のW213がどこまで変わるのか?
試運転に出てみましょう!
まずは止まっている状態で検証してみます
エンジンのガラガラする音は減っています
おそらく静かになった分、エアコンやハンドルのモーター音なんかが気になるようになりました
ただ、乗ってエンジンを掛けた印象はそこまで大きく変わらないのが正直なところです…
走り出してみました
施行の前後で比較すると、たしかにロードノイズは減ってはいます
段差を乗り越えたときの感じも、ゴトゴト言わずにエアサスのような質感になっています
ただ、W212の時ほどの感動があるかというと…
W213のほうがもとから静かな分、タイヤが風をきる音や、止まるときのエンジン音など、よりロードノイズが減ったからこそ細かな音が気になる感じです
クルマの完成度が高い分、調音施工による効果は少なく感じるということでしょうか…
ただ、この車に乗ってうるさいと感じる人はいないんじゃない?というくらいには充分静かです!
巷でも絶賛されていて、当社でもおすすめの調音施工ですが、音の感じ方は人それぞれなところもありますし、車種によっても効果の差と感じ方の差があるのは間違いないので、そこだけはご理解いただければと思います
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