BMW MINIクーパーS R56 エンジンオイル漏れ症状にてご入庫頂きました
走行中は焦げたような臭いがする、また地面にもポタポタオイルが漏れてくるとの事です!
早速ピットにて診断していきます
大分漏れていますね!!
このエンジンに慣れていないと一見エンジンの後ろ端にあるリアクランクシールからの漏れに思いがちです
しかし、それをやってしまうとお手付き!!
漏れは車両前側の断面から漏れてきています
この漏れ方はオイルフィルターハウジングからのもれで間違いありません
また写真左側にあるパイプは排気管になりますので当然アツアツになっています
ここにオイルが不着するので焦げ臭いにおいも発生します
お客様にお見積りをご確認頂き修理を進めていきます
フィルターブラケットパッキンの交換には前側を分解する必要があります
バンパーやラジエターキャリア等を取り外してエンジンが丸見えの状態へ!
更に触媒や遮熱版を外してフィルターブラケットが取り外せるようにしていきます
ここまでくると漏れている部分が直接見る事が可能になります
写真の様にモリモリ漏れていますね
実際に取り外すとゴムでできているパッキンが劣化し、グズグズのパリパリ状態です
直ぐ横にタービンがあるのでその熱をもろに受け、劣化が早い為です
外したフィルターブラケットはオイルまみれなので、中も外もパリッと洗浄します
勿論エンジン側もダラーっとオイルが付着していますのできっちり清掃していきます
直接関係ないですが意外と清掃って整備士のセンスの見せ所だったりします!
下手くそにやらせるといつまでたっても、あっちからこっちからオイルがタラー・・・
いつ終わるの・・・??なんてことになります笑
同時に付属のホース類も交換します
これらもパッキン同様にタービンからの熱をもろに受けますのでパキパキのカチカチになっています
何れにしろここまで分解しないと交換できないのでこの際一気にリフレッシュしてしまった方が良いです!
新たなパーツで組み付けていきます
各部ピカピカで最高です!笑
カバーとかを戻してしまうと全く見えませんけどね笑
分解していた各部を戻せば作業完了です
再度漏れてこないことを確認してご返車させていただきました
【店舗情報】
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