メルセデスベンツ E320CDI W211 走行中に突然警告灯点灯、またそれ以外も症状多数の為、ロードサービスにてご入庫頂きました
ロードサービスでも「補器ベルト切れでは?」と言われたそうですが、症状から見てもその可能性が濃厚そうです
具体的にはバッテリーやエンジン等の警告灯、ハンドルが重い、エンジンからの異音等です・・・!
ピットにて診断を進めていきます
エンジンフードを開けると、あ・・・・・もういますね・・・!
もしゃもしゃしたものが見えると思います
引っ張り出すとこの通り・・・!
ベルトだったものたちです
ひとまず直接の原因はベルト切れによるものですね
古い国産車であれば何本もベルトがあったりしますが、輸入車等は1本タイプの補器ベルトが多いです
ですのでベルトが1本切れてしまえば、全ての補器類が止まりますのでウォーターポンプ、発電機、エアコンコンプレッサー、パワステポンプと車にもよりますが、車の根幹的な部分が動かくなくなります
ベルト1本で結構危険なトラブルです・・・!
また、同時に大切なのが「なぜ切れたか?」という部分です
これをしっかり断定しないと直りません・・・!
更に診断していくと、切れて原因はパワステポンプのロックによるものでした
パワステポンプが焼き付いた事でベルトがスリップし、ベルトが急速に劣化、ベルトが断裂、というような流れです
ブログですと診断と修理が同時になってしまいますが、今回はお客様の方でもなるべく安くしたい・・・!との事でしたので中古のパワステポンプと交換します
この位の年式ですと丁度中古が出やすい年式ですので無事中古も見つかりました!
絡みついているベルトの破片などを取り除きながら、パワステポンプを交換します
テンショナーやアイドラプーリーも同時に交換します
こちらもベルト破断時に無理な力がガンガンにかかっていますのでこのような場合には必ず交換したい所です!
パワステポンプを交換し、新たなベルト類で組み上げれば作業完了!
勿論異音も、警告灯類も全てクリアできましたのでご返車させていただきました!
メルセデスはこのパワステポンプからのベルト不良がこの位の年式のお車では多いです!!
最近はメルセデスもすっかり電動パワステになってしまいましたのでこのトラブルも少なくなりましたね!
ベンツでお困りのオーナー様は是非ご相談くださいませ!
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