BMW M5 E60 車検にてご入庫頂きました!
今回初めて当店をご利用いただきました!
ありがとうございます!!
早速ピットにて診断を進めていきます
色々と順番は前後しますが、まずは後ろの足廻りからです
ブログですと診断と修理がセットになってしまっていますが、実際にはお見積りを作成後お客様にご確認頂いてから実作業を進めていきます
リアのタイヤのすぐ裏側の写真です
ご覧の通りブーツ(保護のゴム材)が切れてしまっています・・・!
昔っからE60系では超切れるポイントです
同様の足回りをしているE63、E64でも同様です
E60はM5でもノーマルグレードでも基本的な造りは変わらず、リアのアッパーアームが前後、取りつけられており、後ろの左右で計4本あります
BMWの正確な名前ですとガイドアームとコントロールアームとか言うのですが、今回は一般的なアッパーアームで呼びます
という訳でまずはアッパーアームを取り外します
写真では2本ですが、実際には両輪作業するので4本外します
外すとブーツの切れがより分かりやすいですね!
この修理で問題になるのが2点!
1つがブーツ切れは車検に合格できない点
もう1つが純正のパーツ供給がアームAssy(丸ごと)しかない点です
特にアームが1本5万円ぐらいしますので、素直に車検で切れてるから交換しよう!となると5×4本でパーツだけでも20万円を超えてきます・・・
異音も出ていないのにアームごと交換でその金額は流石に勿体ない・・・!
という事で当店では現品リペア可能です
まずは古いブーツをスパーンと取り外します
ジョイント内部のグリスも新しいものに入れ替えてあげて・・・
ホイッと新しいブーツに交換します
これで車検もバッチリ!お財布にもバッチリです!!
続いてエンジン廻りです
今回テスター診断も行った結果、サーモスタットのエラーが入力されていました!
オーバーヒート等の症状は出ていませんが、こんなエンジンでもしオーバーヒートさせたら大変ですので、予防の意味も込めて今回は交換します
まずはこのM5の命V10 S85エンジンの特徴である大きなサージタンク(黒い物体)を左右共取り外します
取り外すと、写真下側のシルバーのBOXにサーモスタットが取り付けられています
取り外してサーモスタットを交換します
後はサージタンクを含めて元に戻していきます
最後の冷却水を充填し、テスターにて残っているエラーを消去すれば作業完了です!
無事車検も取得し、ご返車させて頂きました!
【店舗情報】
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