トヨタ ヴェルファイアのエンジンオイル漏れ修理のご依頼でご入庫頂きました
お車を拝見していきます
この型のヴェルファイアは、まだそれほど古くないので大したことは無いと思いながら点検を始めました
エンジンルームの上から見た限りでは、特にオイル漏れなどは見当たりません
リフトアップして車両下側から見ていきます!
下から見ると漏れ箇所を発見です!
写真の左中央の茶色いパイプはマフラーパイプで、その左側がエンジン、右側がオートマチックトランスミッションで
その合わせ面から雫が垂れています
写真をアップで見ると黒い雫なのでエンジンオイルだと思われます
そしてこの位置にオイルが漏れてくる原因はクランクシャフトオイルシールのリア側です
(エンジンの一番後ろ端のパッキン)
もしくはオートマチックミッションからのオイル漏れです
このどちらかの可能性が高いです
いずれにしても、エンジンとオートマチックミッションを車体から外して、エンジンとミッションを単体に分けて確認しなくてはいけません
漏れているオイル的にもエンジン側の不良が考えられますが、お客様には最悪の場合オートマチックミッションの交換になる事のご了解を得て作業開始です
フロントバンパーや、サスペンションなど外していきます
ブログでは一行ですが、実際は丸一日かかってエンジンとオートマチックミッションが外れました
エンジンとオートマチックミッションを分けると、やっとオイル漏れの箇所が確認できます
今回は当初の見立て通りクランクシャフトオイルシールで間違い無いです
茶色の大きい輪の下側にオイルが溜まっています
クランクシャフトオイルシールを交換して、オートマチックミッションと合体させ車体に載せます
後は外した物を元に戻していけばOKです
以前からもっと軽傷で同じヴェルファイアも何台かご入庫頂いていた記憶もあり、今回の件もあったのでしっかり調べてみたところ意外にも事例が多いようですね
(一般的には10年10万キロでも漏れるかどうか?ぐらいな箇所です)
しかし実際に漏れていますし、マフラーパイプがすぐそばにあるのでオイルが高温のマフラーパイプにかかれば最悪は火災の可能性もあります
世の中に走っている台数も多いですので今後増える修理かもしれません!
全て組み終え、最後にテストドライブをして確認します
特に問題ありませんでしたので、無事お客様にご返車させて頂きました
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