BMW MINIクロスオーバーR60 車検にてご入庫頂きました
早速ピットにて車検診断を進めていきます
診断の結果、大きなトラブルはなし!
しかしメンテナンスをそろそろしてあげないと・・・といいう箇所が多かったので今回は消耗品メンテナンスを中心にプランを組みます
まずはブレーキ廻りから!
今回は前後ともブレーキパッドの摩耗が進んでおりました・・・!
一番薄い所で3.5mmといったところです
車検の合否には関係しませんが、止まれない車は誰がなんと言おうと危険すぎます・・・
今回はブレーキパッドが当たる部分であるディスクローターも同時に摩耗しておりましたのでセットで交換します
基本的に輸入車ではディスクローターも消耗品です!
毎回、もしくはパッド2回に1回は交換です
ブレーキパッド、ディスクローター、当然残量センサーも交換していきます
新品の厚みは見比べれば一目瞭然ですね!
足廻りやブレーキ廻りが終わりましたので、続いてエンジン関係に移っていきます
エンジン廻りも同様に消耗品に近いものが交換時期でした
まずは補器ベルト関係の交換です
補器ベルトは基本的に国産車・輸入車問わず、ほとんどの車に付いていますが、R56系の第2世代のエンジンは一癖あります
まずはオーソドックスに補器ベルト自体の交換
写真のようにひび割れが出ていますので交換です
続いてはウォーターポンププーリーの交換です
第2世代のエンジンはウォーターポンププーリー自体にゴムが焼き付けてあり、プーリー自体が補器ベルトの代わりをするような構造になっています
なので考え方としては補器ベルトと同じ
写真の様にヒビ割れていますので交換します
お次はそのウォーターポンププーリーと補器ベルトをつなぐ役割をしているフリクションホイルの交換!
こちらもローラー部分から音が出ていましたので同時に交換します
この辺りの補器ベルト一式は構成部品が多いですが、ものとしてはどれも劣化していきます
永く乗るのであれば定期的な交換が必要になります!
ベルト廻りの次は冷却水廻りです!
写真は冷却水を貯めておくタンクの役割をするパーツ!
写真を見比べればどちらが古いかは一目瞭然ですね
こんな風に茶色く変色し、さらに劣化すると割れを起こして冷却水が漏れていきます
今回はわずかですがクラック(割れ)から漏れが発生していましたので交換をお勧め致しました
先手を打って修理ができましたので大ごとにならず良かったです!
そのままでいて「じゃばーーー」っと一気に漏れだしてしまうと後の祭り・・・
オーバーヒートなど緊急の修理が必要な状況になってしまいます!
それ以外はスパークプラグやエアクリーナー、エアコンフィルターなど誰もが知るような消耗品類も汚れや劣化が見えましたので交換しました!
それぞれ換えたからと言って劇的に車が良くなるものではないですが、いっても彼らは縁の下の力持ち!
いい状態を維持することで車自身のコンディションを高く保つことができます!
その他エンジンオイルなどを油脂類を交換して作業完了!
今回大きなトラブルはなかったですが、各消耗品類を交換したことでそれなりのメンテナンス費用にはなってしまいました・・・!
ただどれも放置してしまってはまともに乗れなくなってしまったり、故障が故障を呼ぶような二次トラブルの元になるような箇所でしたので、お客様も快くGOサインを出して頂きました!
その分安心してお乗り頂けると思います!
各部チェックを行い、新たなに車検取得後ご返車させて頂きました
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