メルセデスベンツ GLB200d調音施工の施工依頼にてご入庫頂きました
調音施工とはフランスの高級カーオーディオメーカーFOCAL(BEWITH)が展開する静音化プログラムになります
自動車走行時の主な騒音源である「ロードノイズ」と「エンジンルームからの透過音」のふたつに的を絞ってピンポイントで対策を行うことで、愛車の体感的な静けさを高める独自の走行音静粛化プログラムになります
意外と当店のブログ等でご紹介していませんでしたが、小林モータースは意外にもFOCALの販売協力店に認定されていたります!!
なので調音施工も施工可能です
調音施工は4輪のインナーフェンダーとバルクヘッド(エンジン)の計5か所に的を絞り、フルデッドニングなどに比べると安価に、かつ効果的に行うのが特徴です
なので車両をリフトアップ、タイヤを取り外し、インナーフェンダーを取り外していきます
新車なので中まで非常に綺麗です!
インナーフェンダーを取り外し、施工の準備を進めていきます
FOCALが製造しているBAMと呼ばれる特殊な静音シートをインナーフェンダーに隙間なく張り付けていきます
メルセデスベンツの場合は近年は前後で分割式のインナーフェンダーになっていますので前側の前後で計4枚張り込んでいきます
勿論、ただ張るだけですがノウハウはあります!
効果を最大限に高めつつ、サービスホール等は塞がず、取り付けに必要な部分には張らずと意外と気を付けるポイントは多数!
抜かりなく張り込んでいきます
続いては後ろ側、リアのインナーフェンダーを取り外します
リアはプラスチックのパーツではなく、騒音を低減させるために繊維を固めたような素材で純正状態から制作されています
これは張り付けられませんので、後ろ側はボディー側に張り込んでいきます
後ろ側もピッチり張り込みます
こちらも前同様、隠れる部分、隠れない部分ありますのでその辺りを明確にしながら最大限の効果を出せるように張っていきます
元に戻した時にひょっこりシートが出てしまっているようではカッコ悪いですからね・・・!
これを前後左右で4輪行えばひとまずタイヤ側の施工は完了です!
続いてはバルクヘッドの施工です
バルクヘッドとはエンジンルームと室内を仕切る隔壁の事で、このバルクヘッドに施工することでエンジンからの透過音を低減させます
通常は黒い樹脂のカバーが掛かっている中の部分です
ワイパーモーター等を取り外して張り込んでいきます
「エンジン音を低減する」にはかわりないのですが、この部分ニュアンスが少し難しいです
このバルクヘッド施工はあくばで調音施工のOPとして位置づけられているメニューになります
なのであくまでインナーフェンダー4輪を施工するとロードノイズがものすごく低減し、その結果としてエンジン音が相対的に大きく感じてしまう
その帳尻合わせというニュアンスです
ですのでバルクヘッドだけをやってエンジン音を低減する、という単体のメニューは存在しませんのでご了承ください
バルクヘッドの施工を終え、ワイパーモーターなどを戻していきます
最終的にはこの上に樹脂のカバーをつくので全く施工しているかは分からなくなります
以上で調音施工の完成です!
結果は勿論サイコーです!一言で言ってしまえばクラスが一つ上がるような印象です
例えば今回のGLBであればGLCへグレードアップという具合です
ロードノイズが多い少ないでいえば勿論少なくなるのですが、それ以上にそれらが複合してもたらすメリットの方が大きく感動として感じられます
調音施工対応車種も日々対応車種も拡大中です
愛車がちょっとうるさいかな?と感じたら是非ご検討ください!
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