メルセデスベンツ E320CDI W211 エンジンオイル漏れ修理
メルセデスベンツ E320CDI W211 エンジンオイル漏れにてご入庫です
お話を伺う限り、漏れ量としてかなり多く常にポタポタ漏れている様です
エンジンを掛けると臭いも煙も出ており、短時間の駐車でも地面に
オイルが垂れているとの事です
早速ピットにて診断作業から進めていきます
リフトアップして点検を進めていきます
アンダーカバーを外すと既にオイルでビショビショの状態・・・
更に垂れたオイルがマフラー廻りにも飛び散っています
流石にこれ程漏れていると当然車検等も合格できませんし、
オイル不足でもエンジン破損や車両火災などの危険性も出てきますので
早急に修理が必要です
オイル漏れの原因を探っていくとVバンク真ん中のオイルクーラーからの
漏れが予想されました
よくリアクランクシールと誤診されがちなポイントですが、CDIのエンジン
ですと非常に多いトラブルです
状況からみてほぼ間違えありませんが、「予測される」と書いたのは
そのままの状態では殆ど直接は見る事ができない為です
ですので暫定的なお見積りでご了承頂き、作業を進めていきます
作業はエンジンを上から順に分解していき、オイルクーラーを交換できる
状態まで進めていきます
インテークホース、冷却水パーツ、タービン、インレットマニホールド等
を分解していきます
かなりエンジンがスッキリしたところで、ようやく写真赤丸部のオイルクーラー
が見えていきます
勿論写真ですからあっと言う間ですが、ここまででもかなり手間が掛かります
結果としては予想通り、オイルクーラーから酷く漏れていました
オイルクーラーを外せば折り返し地点!
たったこれだけのパーツを交換する為にここまで分解する必要があります
ベンツに限らずこのエンジンVバンクに設置されるクーラーやパイプ等は
エンジンの熱が籠る場所ですのでとにかく劣化します
エンジン自体をコンパクトにする為にはしょうがないのでしょうが、
もうちょっと設計を考えて欲しい所です・・・!
漏れているオイルを綺麗に清掃、取り付け面の面出しを行ってから
新たなクーラーを取り付けていきます
後は順に分解していたパーツを戻せば作業完了!
無事にオイル漏れも収まりましたのでご返車させて頂きました
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