BMW 320i E90 12ヵ月点検 冷却水漏れ修理 オイル漏れ修理
BMW 320i E90 12ヵ月点検にてご入庫です
冷却水漏れをしていると他店で指摘されたそうなので、その部分も合わせて
見てほしいとのご依頼です
車両をリフトアップし、アンダーカバーを外し点検を行います
まずは冷却水(クーラント)漏れ診断から!
写真は車両を下から撮ったものですがウォーターポンプから冷却水漏れ
を起こしているのを発見する事ができました
オイル漏れも併発しているので少し見にくいですが、緑に滴っているのが
漏れた冷却水になります
垂れた冷却水はアンダーカバーにも溜まっており、結構な量が漏れています
その他各部を診断し、お見積りをお客様に確認して頂いてから実際に
修理を進めていきます
まずは先ほどの冷却水漏れ修理です
ウォーターポンプ本体からの漏れでしたのでウォーターポンプを丸ごとの交換
が必要になります
このエンジンのウォーターポンプは少し特殊な取り付け方をしています
交換には写真に写るパワステポンプを取り外してから、奥にある
ウォーターポンプを交換します
パワステポンプを取り外すと奥にウォーターポンプが見えてきます
話は前後してしまいますが、手前の茶色く見える部分は全てエンジンオイル
の漏れです
後程このオイル漏れも修理します
取り外したウォーターポンプ
接続するパイプやサーモスタット等が取り付けられ一体型になっています
ここからウォーターポンプだけを交換する為更に分解していきます
写真一番左に写るウォーターポンプを交換します
右側に写るサーモスタット等はパッキンのみを交換して再使用します
ウォーターポンプを新たな物に交換し車両に戻せば冷却水漏れ修理は完了です
続いては先ほど触れたエンジンオイル漏れの修理を進めます
写真赤丸部、バノスソレノイドと呼ばれる部分です
この直4エンジンでは定番の漏れポイント!
下写真の様に一度ソレノイドを取り外し、Oリングを交換してあげれば
修理OKです
交換するパーツはOリングだけですし、交換も比較的簡単なので
お安く修理できる箇所です
最後にこちらもお客様からご依頼のドアミラーの電格不良修理を行います
こちらも輸入車では定番の故障個所ですね
内部のモーターが焼き付いたり、樹脂のギアが割れたりする事で動かなく
なってしまったり、所定の位置で止まらず行き過ぎてしまったりといった
症状が出ます
このお車でも定位置で止まらず、ミラーがそっぽを向いてしまいます
修理は基本的にドアミラー本体の交換が必要になりますが、
新品は非常に高額なパーツで、修理を諦めてしまっている方も多いです
ですので今回は中古パーツにてお安く修理を行います
今回、同色の中古パーツは見つからなかったので、色違いのものを使用します
現車のミラーと色違いの中古ミラーをそれぞれ一度分解し、黒色の本体だけ
を入れ替え、カバー等は現車のものを再利用します
最後に12ヵ月点検ですので、エンジンオイル等消耗品を交換、その他
調整仕上げ作業を行えば全ての点検作業が完了です
各所トラブルも修理できましたので、また快適にお乗り頂けると思います!
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