BMW MINI R53 デモカー作成レポート Vol,8 インテークホース
こんにちは 小林モータース・デモカー作成レポートです
第8回目のレポートはゴムパーツ交換です
過去のレポートでオイル漏れ、足廻りの修理等を行い
徐々にこの車検点検整備も終わりに近づいてきました
今回は診断時に見つかった劣化しているゴムパーツを
一気に交換していきます
まずはメンテナンスの定番ファンベルト
外側はさほど劣化が見られませんでしたが内側に細かい亀裂が多数
入っていていました
亀裂が入ってきたら交換サインです
特に輸入車に多い一本掛け(一本のベルトで全ての補器類を
駆動させるもの)タイプは万が一ベルト切れを起こすと
全ての補器類の機能が停止しますので、オーバーヒート、
発電不良、パワステ効かない等、重篤な症状が一気に出てしまいます
またファンベルト自体が長いので、切れたベルトが引っかかったり、
巻き付いてしまったりすることで、プーリーの破損等
二次被害を起こす事もあります
R53 スーパーチャージャー付のMINIはファンベルトの交換も
特殊工具を使って行います
続いてインテークホース
修正跡のテープを外してみると、やはりバックリ切れてしまっています
当然修理等は出来ないので、潔く新品に交換を行います
新品と比較してみると、色だけ見ても古い方のゴムの劣化がわかります
エンジンコンピューターはエンジンに入ってくる空気の量を常に監視していますので
このようにホースの亀裂などによって、不必要な所から空気が入ってしまうと
それだけでエンジン不良(警告灯点灯、アイドリング不安定等)を起こします
二次エア吸い込みと呼ばれる故障です
続いてインタークーラーホース
こちらもゴムの劣化によりひび割れが発生していました
こちらも新品の艶やかさと比べれば一目瞭然です
インタークーラーIN、OUTそれぞれ 計2個を交換します
先ほどのインテークホースとは異なり、インタークーラーホースは
スーパーチャージャーの過給圧がかかるエリアになります
過給圧がかかるエリアでは僅かなエアの漏れでもそこからどんどん圧が
抜けてしまうのでブーストの立ち上がり不良や、ブーストがたれるといった
症状がでます
ターボやスーパーチャージャー車にお乗りの方で「こんなにパワーなかったかな?」
と思う方は、上記の様にホース廻りが原因の可能性があります
作業はそれぞれのゴムパーツを取り付けて作業完了です
続き作業の為、フロント廻りが分解された状態で作業しましたが、
今回の交換作業だけであれば大きく分解を必要とする箇所はありません
MINIに限らずBMW系ではインテークホースの亀裂、断裂は定番故障個所
なので定期点検等ではチェックポイントになります
MINI以外輸入車各メーカー修理可能です 詳しくは弊社HPをご覧ください
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