BMW MINIクーパー R56 車検(法定24ヶ月点検)ブレーキパッド交換
MINI クーパー R56 車検(法定24ヶ月点検)にてご入庫です
小林モータースの車検は国が定めた法令24ヵ月点検項目79箇所に、当社オリジナルの
点検項目135箇所を加えた計214箇所がチェック項目になります
ただ単純に車検が通ればOK!という考え方でなく、当社では車の健康診断・
総合メンテナンスの機会と考えています
勿論、だからと言って「アレもコレも交換です」ではなく、使用状況や劣化の優劣等から
優先順位を決めてメンテナンスのご提案を行います
ブログですので点検とメンテナンスが同時になってしまいますが、実際には一通り
診断後、お見積りを作成、お客様とお打合せ後、修理作業を進めていきます
入庫の際にお客様からエンジン警告灯が点灯してしまったとの事
お話を伺いますと突然警告灯が点灯したけれども何も不具合はない…
なのでピットにてテスター診断機を使い調べたところラムダセンサー(キャタライザー前)
一般的にはO2センサーと呼ばれる排気ガスの酸素濃度を測っているセンサーの不良を確認出来ました
MINIに限らずですが、よくある故障個所ですね!
ラムダセンサーは、排気ガスの中に残っている酸素濃度を測る事で、より綺麗な排気
ガスに出来る様微調整に使うセンサーです
不良になりますとエンジン警告灯が点灯するのですが、あくまで微調整なので乗っていても
感じれる不具合が出ないのが一般的です
ラムダセンサーは直列エンジンであれば基本2つあります!
キャタイザー(触媒)を挟んで上流側と下流側に取り付けられています
今回は上流側(キャタライザー前)でしたので見にくいですが赤丸の辺りに取り付け
られているラムダセンサーを交換します
写真下、むかって左側の部分がマフラー(エキゾーストマニホールド)内に入り、
実際に排気ガスの濃度を測定しています
ヒョロっとしたパーツなのになんで数万円するもの・・・?とお客様はきっと思うでしょうが・・・
高温の排ガスの中でちゃんと頑張っているんです!!壊れても優しく交換してあげましょう!笑
次は足回りから通常の車検診断で判明したフロントブレーキパッドの摩耗!
リフトアップしブレーキパットを確認しますと残量が少なく、ブレーキパットセンサー
に当たっています
しかし今回はすごーく微妙な所で警告灯の点灯はなし!本当にあとちょっとで
警告灯も点灯していたと思います
写真の赤丸部分がパッド残量センサーになり、パッドと共に削れていき時期がくると
警告灯が点灯する仕組みになっています
またブレーキローターも削れていましたので同時に交換致します
ブレーキは命に関わる箇所ですので要点検・修理が必要なポイントです
作業後は車に残っているエラーの消去とブレーキパッド交換の登録を行います
無事エンジン警告灯も消え、センサー値がしっかりと出る様になりました
最後にエンジンオイルやブレーキフルード等油脂類の交換、各部増締め、調整等を
行い車検整備完了です
新たに車検取得後、メンテナンスインターバルのリセットを行いご返車させて頂きました
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